「わたし」ってなんだろう(4)〜ジュディス・バトラーから学ぶジェンダー
(本ブログは、哲学登山をきっかけに読んだ本の振り返りとなります)
今年の夏、デンマークに行ったとき、オーフスという街にあるジェンダー・ミュージアムを訪れました。本当に行ってよかった。(上の写真はミュージアム内にある多様な性を示したポスターです)
常設展(Gender Blender)では、ジェンダーに関する歴史・研究・議論を追いながら、認識を高めるための工夫がされていて、そこには働くことや、ユーモア、身体、品性、政治、アクティビズム、芸術などの観点からさまざまな展示がされていました。1970年代のラディカルフェミニズム[1]の一つ、レッド・ストッキング運動については個別の展示室があります。