【2020年2月】大人と子どもが共に学ぶ−SF映画『インターステラー』相対性理論超入門

 

2014年に公開されたSF映画の最高傑作『インターステラー』。人類を救うために第2の地球を探す壮大なテーマの物語です。劇中では父と娘の時空を超えた愛が感動を呼び起こしました。でも、劇中に登場するブラックホールやら、相対性理論やらに頭の中が「?」だらけという方も多いかもしれません。それもそのはず、実はこの映画に登場するSFシーン、すべて本物の最先端物理を基盤として超リアルに映像化されたものなんです。「ブラックホールってなんであんな姿をしてるの?」「ワームホールは3次元の穴ってどういうこと?」「クライマックスの5次元の世界って何?」などなど、一緒に探究しませんか?

インターステラーの登場した数々のシーンの謎を、『インターステラー』が好きすぎて世界最大のIMAXシアターで見るためだけに日帰りでシドニーに行ったこともある山崎詩郎先生が相対性理論など物理の知識を用いてわかりやすく解き明かしていきつつ、みんなで宇宙について語り合っていきます。

こたえのない学校では、過去2回山崎先生の量子論の探究プログラムを小学生対象に共同開発・実施(https://kotaenonai.org/blog/report/1578/)してきましたが、今回は大人と子どもが一緒に学びます。

宇宙のことが大好きな人はもちろん、星を見るのが好きだけど数学は全然わからない、理科は苦手、という人もみんな一緒に宇宙を探究できます。老若男女!?で楽しみましょう!

 

 

【参加の条件】
・宇宙の謎を知りたい人:対象年齢:0歳〜100歳
・『インターステラ―』の映画をビデオで結構ですので事前に見てください
・小学校4年生(10歳前後)くらいから充分楽しめる内容にしています。
・定員40名

【講師】 山崎詩郎(東京工業大学 理学院 物理学系 助教)

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、博士(物理学)。東京大学物性研究所、ハンブルグ大学、大阪大学特任講師を経て現職に至る。走査プローブ顕微鏡を用いた原子スケールの量子物理の研究に従事し、第10 回日本物理学会若手奨励賞を受賞する。 「科学者と科学で遊ぼう」をモットーに、週末はしろう先生として活躍。「青空サイエンス」や「ヒカリーランド」など親子向け実験教室から、「目で見る量子力学」や「SFで学ぶ相対論」などの本格的物理教室まで幅広く展開。全日本製造業コマ大戦予選で優勝、世界コマ大戦に出場を機にコマはかせに。「コマ科学実験教室」を各地で開催しNHK等各種メディアで紹介される。著書は「独楽の科学」(ブルーバックス)。

【日時】
2020年2月9日(日) 13:00―17:00

【会場】
IID世田谷ものづくり学校
東京都世田谷区池尻2-4-5
アクセスはこちらから

【参加費】
大人(18歳以上): 4,400円
こども(18歳未満): 550円
※年齢については高校卒業以降かどうかを目安にご判断ください。またお子様はお一人で参加可能ですが、安全管理は保護者様の方でお願い申し上げます。

【当日の流れ】
 13:00-14:30 しろう先生とインターステラーの好きな場面や「?」を考えよう!
「ブラックホールコマのサイエンスショー」があります!

 14:30-16:30 インターステラーの「?」を「!」にしよう
 ●初めての相対性理論
  □ 一般相対性理論とは?
  □ ブラックホールとは?

 ●インターステラーの7つの謎
  □ ガルガンチュアはどうしてあんな姿?
  □ 球状のワームホールとは?
  □ クライマックスの次元空間の謎
  ※「ガルガンチュアの絵を描いてみよう!」などワークショップが入ります!

 16:30-17:00 質疑応答


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8日前まで: システム手数料のみ(注1参照)
7日前〜 :100%(返金なし)
(注1)コンビニ/ATM払い、および、クレジットカード/PayPalでの50日以上前のお支払いの場合のみ500円


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【主催】一般社団法人 こたえのない学校

こたえのない学校

【共催】 IID 世田谷ものづくり学校

IID-logo

“フツウ”ってなに?〜道徳の教科化から考える社会の不寛容と不自由に対する考察


藤原さとです。


あっという間に年末になってしまいました。

私の方では、今年、今までやってきた探究学習をさらに深化させ、より良いものにしたいと考えており、SEL(社会性と情動の学習)のプログラム開発に関わリ始めました。来年から本格的にプログラムもスタートしますが、それに関連して、2年前に学習指導要領が改定され、教科化された学校現場における道徳について、先生方に色々話を聞いていました。成績評価の話もあり、少しまとめておこうと思います。

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【米国教育レポート】「つながりで学ぶ」を探究するコネクテッド・ラーニングサミット

藤原さとです。

先日カリフォルニア州アーバインで行われた学会「コネクテッド・ラーニング・サミット」に出席しました。

コネクテッド・ラーニングサミットは、もともと2005年に Digital Media and Learning Initiativeという「デジタルメディアがどのようにして若い世代のコミュニケーションや学び、遊びに影響するか」をリサーチするマッカーサー基金による約50億円($50Mil)の研究から始まりました。

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