京都大学大学院で共生人間学を学ぶ髙木佑透監督が、重度の知的障害をもつ弟・壮真にカメラを向けた「僕とオトウト」。こたえのない学校インクルーシブ部門のFOXプロジェクトの当事者メンバーがこぞって絶賛した作品です。上映会についてご相談したところ、髙木佑透監督からのご提案で哲学対話と、子どものための哲学(Philosophy for Children)を全国で展開されている立教大学の河野哲也先生、またご自身も脳性まひのマイノリティ当事者(障害者)であり、現象学、ジェンダー論、臨床哲学を専門とされている稲原美苗先生(神戸大学准教授)が一同に会する夢のトークセッションが実現しました。