ピアジェに学ぶ“優しい”子どもの「見方・考え方」

昨年FOXプロジェクトという特別支援のプログラムを始めました。ひょんなことから、重度の障がいを持つお子さんをお持ちのお父さんとお話しするようになったことがきっかけです。このプロジェクトについては、どこかできちんと纏めますが、「インクルーシブ」ということを考えたり、日常の「学び」を捉えたりするにあたって、発達心理学の考え方から学ぶことがあまりにも多い。特に昨年の哲学登山「発達と学習」で、シーグラー、ピアジェ、ヴィゴツキー、ブルーナーを読んで新しい視点を得たので、自分でもいくつか本を追加で読みつつ、考えたことをここで書き留めておきたいと思います。今回は前半としてシーグラーとピアジェについてです。

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子どもと本を読むということ 〜10年の読書記録

 

藤原さとです。

 

娘は今小学校6年生。今まで現役すぎて自身の子育てについてほとんど書けなかったのですが、10歳を超えたあたりから自分の時間を持つようになった娘を前に急速に「子育てが終わった感」が出てきました。そして、少しずつ振り返ることができるようになってきました。

 

今日はその中でも、娘と一緒にこの十年読んできた読書メモを中心に、「子どもと本を読む」ということについて書いてみたいと思います。

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受験算数と探究する学び

藤原さとです。

もう新学期がはじまりましたね。日本に帰国した夏休み。娘の預け先がなかなか見つからず、仕事が全然進まず、半分預かり目的で、受験塾の夏期講習にはじめて通わせてみたのですが、いろいろ面白いことが分かったので書いてみます。

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オーガニックグロース子育てのススメ

藤原さとです。

最近、自分の子どもを見ていても、忙しい。周りの子どもを見ていても忙しい。ネットで情報を見ていたら、どんどん子どもが忙しくならなきゃいけないような記事に溢れています。

英語もプログラミングも、ロジカルシンキングも・・。加えて受験。特に首都圏、大きな都市では中学受験をする層が増え、公立中学は地域によっては、なかなか厳しい選択を迫られる場所もあるし、小学校受験もなかなかタフなものです。

なんで、こんなにみんな忙しくなっちゃったのか。こんなに忙しい必要があるのか。忙しい事で失うことってないのか。ちょっと考えてみたいと思います。

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好きなことを仕事にできない人のメカニズム

 

こんにちは。藤原さとです。

 

久しぶりに風邪をひきました。アメリカに来てから一度も大きく体調を崩したことはなかったのですが、2週間前に娘がインフルエンザ、その後夫の風邪、娘がまた胃腸炎と続き、私だけ持ちこたえていましたが、、、娘の胃腸炎がうつってしまいました。。さすがに何をする気にもなれず、久しぶりに昼間にベッドで過ごしました。

そんな中、ふと「好きなことをすれば幸せか?」ということについてモヤモヤと考えていたことをまとめてみたくなり、文章にしてみました。若干刺激的なタイトル失礼いたします。。

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おうちでできる探究のススメ (特に幼児期~10歳前後まで)

 

こんにちは。藤原さとです。

 

アメリカネタを続けて書くかもと言いつつ・・・、今日は、おうちでできる探究・・について書いてみます。本来自分の子育ての経験を書くことが一般性を持つものか分からず、少し悩んだのですが、「こんな考え方もある」という風に割り切って少し、自宅でのことも一部書いてみようかと思います。

 

そもそも探究って何?

 

ところで、「探究」ですが、これは一般名詞です。なので、「探究」「inquiry based learning」などで検索すると、それはそれは沢山の定義が出てきます。

何ともつかみどころのない言葉なのですが、国際バカロレアの「探究」の定義が私たちの理解に近く、実際のこたえのない学校のプログラムの実施に於いても意識しているところですので、今回、こちらの定義を「探究」と捉えて、書いてみます。

さて、国際バカロレアでは、最も広義に“探究”という言葉を捉えた場合、それは「児童生徒が現在の理解レベルからより深い、新しい理解レベルへと移行するためのプロセス」とし、以下の活動の多くを伴うとしていています※。

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アメリカでの習い事(1)チルドレンズミュージアム

藤原さとです。

先週日曜日にポラリスこどもビジネススクールの第一回が無事終了しました。販売・マーケティングの専門家である相澤利彦さんにポラリスナビゲーターになっていただき、バリューチェーンから商品企画の顧客設定のところまで、盛りだくさんのびっちり3時間のプログラムとなりました。こどもたちの作ったプレゼンテーションは、「小学生がコンビニで買いたいものはこんなものだ!」。 また近日中にご報告いたしますので、よろしくお願いいたします。

さて、今日は、アメリカでの習い事の様子をレポートしたいと思います。

こちらでは小学校の間はあまり塾というものに通いません。あると言えば、この辺では、一般的にはお勉強系では、公文が“KUMON”として有名なくらいで、ごく一部の子が、州統一テストの準備や、私立受験やGifted & Talentedの特別クラスでのフォローで勉強をするといったイメージです。逆に学校でのリーディングアサイメント(本を毎日20分読む)や、宿題が3年生くらいになると多くなってくるので、そちらをしっかりと家庭で勉強させる親が多く、放課後はお友達と遊んだり、スポーツや音楽、アートの習い事をしている子がほとんどです。

では、アメリカの子供ってどんな習い事をしているのか? 本日は、こうした習い事のなかでも、生活に溶け込んでいて、沢山の人が日常的に使っているチルドレンズミュージアムという施設をご紹介したいと思います。

 

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