他人の人生ではなく、自分の人生を生きる。そのスタートは、自分と自分の身の回りをとことん探究する子ども時代からはじまります。周辺のちいさな世界、家族、友人、困難、幸せなひととき、仕事、そして、宇宙につながる自然など、さまざまなものに出会い続ける中で、「じぶん」がだんだんとわかってきます。
人生はだれかが「こうだ」と教えてくれるほど、簡単なものではありません。出会いの旅路の中で、だんだんに切り拓かれていくもの。
自分の好きなものはなんだろう。私にできることってなんだろう。そんなことを考えながら歩いていくうちに、見えてくる風景があります。
そのうち、わたしたちは一人だけで生きているわけではなく、たくさんの人や動物や自然に支えられて生きていることにも気がついていきます。
そこにゴールはあるようで、ありません。「これがゴールだ!」「これがわたしだ!」「これが正しかったんだ!」と一瞬思っても、山を少し登れば違う景色が眼下に広がります。
「こたえのない学校」としてみましたが、「こたえ」はあるのかもしれないし、「ない」のかもしれない。それすらわからないのだから、歩き続ける。そんな旅をご一緒しませんか?
一般社団法人 こたえのない学校
代表理事 藤原さと