2019-05-21藤原 さと なぜ絵を描きますか?〜クリエイションと自己発見について 藤原さとです。 先日、埼玉大学の小澤基弘先生(教育学部芸術講座 美術分野教授)の研究室にお伺いし、授業を見せていただく機会がありました。先生の「絵画の制作―自己発見の旅」という本を読んだことがきっかけだったのですが、そこにまさに私が「描く」ならぬ「書く」理由があり、どんな授業をされているのかぜひ見てみたかったのです。 (さらに…)
2019-05-01藤原 さと 子どもたちが「自由」に生きるためにはどうしたら良いのか? 藤原さとです。 最近ある学校における「自由」について考えることがあり、このテーマで人と話すこともあるので、少し読書をしていました。 本は手元にあるものでなんとなく選んだのですが、エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」、ハンナ・アーレント「過去と未来の間(第4章自由とは何か)」です。この二つを読んでしまうと、フランクルの「夜と霧」も読みたくなってしまうので、さらっと再読。気がついてみると全員同時代のユダヤ人。その中でフロムとアーレントはナチスを逃れて第二次大戦時にアメリカに渡り、フランクルはアウシュビッツに送られた後、収容所を生き抜きます。究極の「自由の阻害」を経験した彼らは「自由」をどう捉えたのか。 (さらに…)