「『情報を読む力』はなぜ必要か 学校や家庭でできる学びのヒント」でお話しさせていただきます。

新学習指導要領で「情報活用能力」が学習の基盤とされています。

このたび、信頼性の高い情報に接し活用する技術について、GLOBE+編集長の堀内隆さん、朝日新聞で論説委員、アメリカ総局長などを経てスマートニュースで研究主幹されている山脇岳志さんと代表の藤原が鼎談することとなりました。

ご興味がございましたら、ぜひご参加ください。

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「60年間通知表のない」伊那小学校訪問(後半)〜わたしたちの教育のルーツを辿る(5)

 

前回のブログで、見学させていただいた伊那小の各教室の様子をお伝えしました。今回は、見学後に伊那小学校福田弘彦校長先生と、信濃教育会会長の武田育夫先生に伊那小の実践がどのように守られ、発展してきたのかをお伺いしましたので、そのことを中心に書いていきたいと思います。

はじめに、福田先生と武田先生について。福田先生は、伊那小の教諭を8年されたのちに、教頭先生を3年、今年伊那小の校長先生になられました。武田先生は、大学卒業後、長野県内中学校教員からスタートし、長野県教育委員会指導主事、主任指導主事など歴任して、波田町立波田中学校教頭、伊那小学校校校長、長野県教育員会教学指導課、伊那中学校校長を経て、信濃教育会会長に就任されました。

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「60年以上通知表のない」伊那小学校訪問(前半)〜わたしたちの教育のルーツを辿る(4)

先週、長野県にある「60年以上通知表のない学校」、伊那小学校を訪れてきました。来月に伊那小学校校長、伊那中学校校長を歴任され、現在信濃教育会会長をされている武田育夫先生と対談の機会をいただいているのですが、その関係で「一度伊那小にいらっしゃりませんか?」とお声がけ頂いたのです。それは、もちろん行きますとも!!

 

伊那小自体は、「ヤギを飼っているらしい」とか、通知表がない、チャイムがない、ということで、探究する学びを実践したい先生たちの中で、知るひとぞ知る学校です。昭和31年から従来の通知票が廃止されました。今は、1・2学期末に保護者との個別懇談会行い、子どもの育ちの姿を直接保護者に伝えています。また学年末には学級ごとに「学習発表会」を行い、1年間の学習の成果を子どもの具体の姿を通して1998年の学習指導要領が「総合的な時間」を設定するよりもはるか前の1978年から40年以上こどもの意欲や発想に基盤を置く総合学習実践を行っており、毎年教師と子どもたちが探究するテーマを決めています。

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