「前例のないものに取り組むことを過度に恐れないこと、それを楽しむこと」遠藤拓郎医師 インタビュー

 

今週末よりポラリスこどもキャリアスクール3期がスタートしますが、4月24日(日)第一回のプログラム「病院救急 – 最前線救急の実際を探究しよう!」のナビゲーターとなっていただく、遠藤拓郎先生にインタビューしました。

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「たくさんの体験をすること、そしてその体験をみんなのために還元すること」杉本真樹医師 インタビュー

 

この4月よりポラリスこどもキャリアスクール3期がスタートします。その中で登壇いただくナビゲーターたちの素顔を少しずつ紹介させて頂いています。

今回は、第2回のプログラム「命が見える、命に触れる。医療と人間の未来を変える最先端技術を探究しよう!」のナビゲーターとなっていただく、杉本真樹先生です。

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アメリカのホームスクーリング事情から考える学校の存在意義について

 

こんにちは。藤原さとです。

テキサスは2月も後半に入るともう夏の雰囲気です。今年は特に暖冬で、クリスマスの日もTシャツでよく、今ももう昼間はTシャツで大丈夫です。車に乗るときにはクーラーが必要です。

さて、本日娘の学校に久しぶりにランチをしに行ったら(こちらの学校はランチタイムに親が学校にふらっと行って、一緒にランチを取ることができます。スーツを着たお父さんを見かけることも多い)、斜め前に最近転校してきたAちゃんとそのお母さんがいました。
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都内区立小学校での「酵母」をテーマにした探究プログラムを実施しました!

 

こたえのない学校では、スタート当初から公立小学校でのプログラムを実施しており、活動の中でもとても大切にしています。

 

今年の冬は1月31日と2月14日の2回(間は各自の観察期間)、「酵母」をテーマとした探究プログラムを実施しました。ぴかぴかクラブ@東根(目黒区こども教室事業)と連携したプログラムです。

今回の対象年齢は、1年生から6年生。低学年の子どもたちは、お母さん・お父さんと一緒に参加します。実際にリンゴの酵母をおうちで2週間育て、どのように酵母が育っていくかを観察し、作った酵母でクレープを焼くという一連の作業の中で、酵母の不思議な世界を探究していきます。

今回のポラリスナビゲーターは微生物を主体として自然界と調和する次世代の暮らし方を「COBO(コーボ)」と名付け、酵母にかかわる新商品開発のみならず、多領域において積極的な活動をされているCOBOウエダ家(http://cobo-net.com/)さんです。

先日この素敵なプログラムが無事終了しましたので、ご報告※です!

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好きなことを仕事にできない人のメカニズム

 

こんにちは。藤原さとです。

 

久しぶりに風邪をひきました。アメリカに来てから一度も大きく体調を崩したことはなかったのですが、2週間前に娘がインフルエンザ、その後夫の風邪、娘がまた胃腸炎と続き、私だけ持ちこたえていましたが、、、娘の胃腸炎がうつってしまいました。。さすがに何をする気にもなれず、久しぶりに昼間にベッドで過ごしました。

そんな中、ふと「好きなことをすれば幸せか?」ということについてモヤモヤと考えていたことをまとめてみたくなり、文章にしてみました。若干刺激的なタイトル失礼いたします。。

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おうちでできる探究のススメ (特に幼児期~10歳前後まで)

 

こんにちは。藤原さとです。

 

アメリカネタを続けて書くかもと言いつつ・・・、今日は、おうちでできる探究・・について書いてみます。本来自分の子育ての経験を書くことが一般性を持つものか分からず、少し悩んだのですが、「こんな考え方もある」という風に割り切って少し、自宅でのことも一部書いてみようかと思います。

 

そもそも探究って何?

 

ところで、「探究」ですが、これは一般名詞です。なので、「探究」「inquiry based learning」などで検索すると、それはそれは沢山の定義が出てきます。

何ともつかみどころのない言葉なのですが、国際バカロレアの「探究」の定義が私たちの理解に近く、実際のこたえのない学校のプログラムの実施に於いても意識しているところですので、今回、こちらの定義を「探究」と捉えて、書いてみます。

さて、国際バカロレアでは、最も広義に“探究”という言葉を捉えた場合、それは「児童生徒が現在の理解レベルからより深い、新しい理解レベルへと移行するためのプロセス」とし、以下の活動の多くを伴うとしていています※。

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ここだけは真似しちゃいけない!アメリカの教育格差

 

こんにちは、藤原さとです。

 

ポラリスこどもビジネススクール2期も無事終了しました。2期のテーマは「サービス・商品を創る」でした。このプログラムでは、「デザイン」「発明」「サービス開発」と進める中で、それぞれの仕事の共通点や、違いが分かるように、また仕事をいろいろな角度や深さから考えることができるように仕掛けました。

2016年は冬に公立小学校で「菌の営み」に注目し、実際に酵母を育てて、人と菌、菌と菌の関係を探究するプログラムを実施予定です。 春には「医療」をテーマとしたキャリアプログラムをスタートします。楽しみながら、質の良いものを作り続けていきたいと思っています。

さて、前回アメリカのICT教育について書き、今回はアメリカネタから少し離れようと思ったのですが、前回初めてブログを見ていただいた方も多いようなので、今回も書いてみようと思います。(しばらくアメリカネタになるかも・・!?)

今まで、アメリカの教育の現場について私が見たこと、感じた事を書いてきました。どちらかというと、日の当たる部分、良いな、と思う部分を中心にご紹介してきました。

ただ、今回は少し見方を変えて、「アメリカのここだけは真似しちゃいけない!」部分について書かせていただきます。

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「共感をよぶエピソードとは?」NHNcomico株式会社とのコラボレーションによる探究プログラムを実施しました!

 

12月6日。ポラリスこどもビジネススクール2期もいよいよ最終回となりました。

 

今期のお題は「商品・サービスを創ってみよう!」。

一回目はデザイン、2回目は発明がテーマでした。 「デザインってそもそも何だろう?」「新しい価値を生み出すってどういうこと?」「社会に必要とされるサービスとは?」と考え、且つお友達と実際にデザイン・そして発明をしてきました。そして、3回目はいよいよインターネット企業でのリアルなサービス開発に挑戦です!

 

今回のポラリスナビゲーターは、NHN comico 株式会社さんです。comicoはアイフォンなどのスマートデバイスに特化した、日本最大級のマンガ&ノベルアプリで、台湾、韓国へも進出しています。

NHN comico 株式会社の方たちは、このサービスを運営するにあたって、「共感」というキーワード、そしてコンセプトを非常に大切にされており、今回、「共感」をテーマにサービス開発を探究することになりました! みんなが作成したエピソードは本当にcomicoさんのオンラインサイト上に掲載され、読者の方々から沢山の共感コメントが寄せられています!ぜひこちらものぞいてみてください☆

 

 

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アメリカの学校現場におけるIT導入の現状から見る日本の教育ICT導入に関する議論の特殊さ

 

こんにちは。藤原さとです。

 

先月日本に少し戻りました。基本的には「こたえのない学校」のプログラムのために戻ったのですが、併せて企業研修や講演などもさせて頂いていました。

その中で、「アメリカの教育」について話す・・というお題があって、アメリカで行われている授業や学校とコミュニティの関係、そしてアメリカの教育における社会的課題についてお話しました。そして、その中で、アメリカの学校現場におけるIT導入の現状(ICT:information and communication technology)についても少し触れましたので、当日言及しなかったことも含め、今回特にその内容について書きたいと思います。

まず、アメリカのIT導入の現状ですが、総務省のフューチャースクールなどで先端事例として挙げられているようなものは、こちらでは公立を含めた小学校から普通に導入されていると言って良いかと思っています※。下記にご紹介します。

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