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2014.08.14

さとです。

うちの娘6歳、は御多分に漏れずさんざんに「なぜ?」質問をしてきますが、最近彼女に対する対応を変えてみました。

今までは、質問があったら、「なんでだろねー」と言いながら、本で調べてみたり、ipadで検索してみたりしてすぐ答えてしまっていたのですが、なんだか、我ながらイマイチな気がしてました。

そんな中で、先月こたえのない学校で「テレビ局のお仕事ってなあに?」をやったのですが、そのワークの中で9.11の映像をみて、記事を作成するにあたって、「自分の中に生まれた疑問を大事にする」ということをやったことをはたと思い出しました。

スピーカーとして出ていただいた、日本テレビの林さんに、報道の世界でも、「疑問」を丁寧に扱うことはとても大事な要素だということを教えてもらい、まずは事実映像に対して「疑問、またこうじゃないかな?という仮説をどんどんだす」という作業を小学生に対してやったのです。当日は、時間も限られており、仮説をベースにしたストーリーをつくるところまでだったのですが、「沢山の疑問を出してみたり、仮説を立てることそのものもとても大事」と思ったのです。

さて、、娘の「なぜ?質問」対応ですが、それを思い出して、対応を変えてみたところ、娘との対話がなかなか楽しくなってきました。

たとえば、少し前までは、「ワニとライオンってどっちが強いのかな?」と訊かれていたら、即座にiPadをだし、ナショナルジオグラフィックのYoutube画像などを一緒にみていたのですが、そこで一息ついて、「○○だから、ワニのほうが強いんじゃないかな?○○だから、ライオンの勝ちだ」などと想像して案を出し合うのです。

ワニとライオンの例では、すぐにYoutube画像をみてしまったのですが、ここで一息ついていれば、「陸で戦うケースと、水で戦うケースで違うかも?」とか、「子供と大人じゃ違うかも?」とか、「もともと平均の大きさの差ってどのくらい?」「どうやって相手をやり込めるのか?」とか沢山疑問が出て、仮説がつくれたはずなのです。

ということで、最近は「なぜ?」と訊かれたら、「どういう理由だと思う?」と返すようにしています。

たとえば、地球儀をみながら、「どうして日本の人もアメリカの人も斜めって落っこちないのか?」と訊かれたときも、「なぜだろうねー」と一緒に考えることにしました。今のところ、娘の自信たっぷりの「カセツ」は、「周りの空気が身体を包んで、支えているから」というものです。私が磁石の話をしたり、リンゴが木から落ちる話をしてみても、引力だというアイディアには今のところ考えが及ばないようです。でも、良く考えてみたら、慣性の法則で、地球が相当のスピードで自転しても、吹き飛ばされないのだから、彼女の考えもある意味、いいポイントをついているのです。

または、少し高級な割り箸の端がななめに切り取られている理由の時も、「転がらないようにするのかな?」「割りやすいようにそうなってるのかな?」「ななめに切り取られているところで、何かを切ったりするのかもしれないよ?」「単純に飾りだったりしてね。」ととりあえず「カセツ」をどんどん出してもらいます。

 

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確かに、「こたえ」はGoogleの中にあったりするのですが、あんまりすぐにそこに飛んで行ってしまうとつまらない。なんていうか、旅行のテレビ番組を見てそこに行った気になるような味気無さがあるんです。「なぜ?」を掘り下げることで、遠回りの楽しさを味わえればと思います。

これは、特段何々理論とかではないのですが、結構子供も楽しみますよー。

もしよかったら試してみてください。

 

藤原 さと