月間教職研修8月号、特集1「教育とタイパ」に寄稿しました。

 

月間教職研修8月号、特集1「教育とタイパ」に「探究する学びとタイパ」について、代表の藤原が寄稿しました。

 

****

 

実は、探究学習の設計で失敗する原因の筆頭は、時間をしっかり確保しないことである。知識伝達型の授業の場合は、一対一の問答にできるだけ「速く」「正確」に解答すればよかった。つまり、問いと答えの距離が短い方がいいのである。江戸幕府の成立=1603年、とすぐに答える子がほめられる。一方で、探究学習の場合は「発明」とは何かという問いに対し、その試行錯誤のプロセスの中で多くの知識やレジリエンスなどを獲得する。こうした知識は「生きた知識」となり応用が効く。むしろ「問い」と「答え」の距離をとり、プロセスの時間をしっかり確保することが探究学習の成否を分ける。

 

****

https://www.kyouiku-kaihatu.co.jp/bookstore/products/detail/102308

 

 

 

<私たちについて>


こたえのない学校HP

https://kotaenonai.org/

こたえのない学校ブログ

https://kotaenonai.org/blog/

×探究・Learning Creators Lab

※こたえのない学校の主催する教育者向け年間プログラムです。

Facebook ページhttps://www.facebook.com/kotaenonai.org

こたえのない学校ロゴ