英治出版『子どもの誇りに灯をともす』「解説──美しい作品をつくり出す人生」全文公開されました

2023年3月に発刊した『⼦どもの誇りに灯をともす』は、アメリカの小さな学校の教師だったロン・バーガーの教育思想が詰まった一冊です。全米屈指のPBL(プロジェクト型学習)校、ハイ・テック・ハイにも影響を与え、現場の教師に20年読み継がれてきました。本作に寄せた解説文が全文公開となりましたので、ぜひご覧ください。

 

▼英治出版オンライン「解説──美しい作品をつくり出す人生」(藤原さと)
https://eijionline.com/n/n7837c15f35f2

※「Deeper Learning Japan 2024」(8/5-8/6開催)について
https://dlj2024.peatix.com/

 

▼『⼦どもの誇りに灯をともす』Amazonページ
https://amzn.asia/d/ffcdGTH

 

【2024年4-8月】Deeper Learning Global Conference JAPAN:ロン・バーガー来日記念研修

 

High Tech High Graduate School of Educationとこたえのない学校はMOUを締結し、8月にDeeper Learning Global Conference JAPAN(DL Japan) を実施することとなりました。
記念すべき第1回のテーマは「美しい作品〜Beautiful work〜」。
講師は、High Tech Highの創設と教育活動に大きな影響を及ぼし、多数の著作もある教育者ロン・バーガー氏(Ron Berger)です。

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High Tech High Graduate School of EducationとMOUを締結ーDeeper Learning Global Conference JAPANを8月に実施

 

High Tech High Graduate School of Educationとこたえのない学校はMOUを締結し、8月にDeeper Learning Global Conference JAPAN(DL Japan) を実施することとなりました。
記念すべき第1回のテーマは「美しい作品〜Beautiful work〜」。
講師は、High Tech Highの創設と教育活動に大きな影響を及ぼし、多数の著作もある教育者ロン・バーガー氏(Ron Berger)です。

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【2024年5月-11月】本気で学校変革を目指すSchools for Excellence 4期

「探究」についての知識を得て、プロジェクトの進め方がわかっても、組織(学校)においてウェルビーイングが実現される場でなければ十分にその意味を発揮できません。協働する探究を実現するためには、安全な心理的ベースが教師、そして生徒の中で育ち、お互いがお互いを信頼しながらより良く繋がっていく環境が必須です。

まず、自分自身との繋がりを深め内側の世界へ気づいていくことで、外側の世界(子どもたち、同僚との関係や組織)の変化が立ち表れる。そうやって生まれてくる、新たな「文化」の担い手になりませんか

4期目となる今年のS4E(Schools for Excellence) では例年通り、社会性と情動の学習(SEL)をテーマとしつつ、学び場のなかに、多様性、教育的公正、包摂性(DE&I) を実現することへの試みをしてみます。

 

以下のような方におすすめです。

・子どもたちの本当の声が聞きたい
・不登校やしんどい子たちをより深く理解し温かい学校にしたい
・「主体的・対話的で深い学び」の実践を学校に広めたい
・保護者や管理職などとのコミュニケーションを円滑にしたい
・静かでよいので、学校や社会に変革を起こしたい
(民間教育・企業の方のお申し込みもOKです)

講師4人(佐野和之/かえつ有明中高、金井達亮/かえつ有明中高、寺中祥吾/軽井沢風越学園元副校長、藤原さと/こたえのない学校)が毎回フルコミットするリッチなプログラム。
CASELやOECDによるグローバルのSEL動向を把握し、日本の学校環境に最適化しました。
LCL本科とも連携し、LCL本科の探究・PBL理論編講義コンテンツ録画の視聴もできるのでお得です。

 

詳細はこちらから
https://xtanqlcl.kotaenonai.org/news/2349/

来期以降の本プログラムや、LCL関連の他のプログラム等にもご興味がある方は、ぜひコチラからメルマガにご登録くださいませ。告知等は、メルマガで先行してご案内しております。

こたえのない学校Facebookページツイッターでも、プログラムのご様子や代表藤原のブログ更新等のご案内を発信しております。

 

教育新聞にDE&Iを巡って奈須正裕先生・伏木久始先生とお話した内容が記事となりました

 

2/17、DE&Iの実現を目指した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実について、奈須正裕先生・伏木久始先生とお話した内容が記事となりました。
ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

https://kitaohji01.peatix.com/

 

記事
https://www.kyobun.co.jp/article/2024021902

 

【2024年3月-11月】探究を探究するLearning Creators’ Lab(LCL本科)8期

探究学習の主要な理論に触れながらも、チームで決めた探究プロジェクトを共に開発・実施していく約8か月間の旅。8期生募集開始しました。
【プログラム概要】講師敬称略
3月チームビルディング(寺中祥吾・軽井沢風越学園・元副校長)
4月探究マインドセット(市川力・みつかる+わかる代表)
5月生活・総合学習(武田育夫・伊那小・中学校元校長)
6月知識の探究・概念型カリキュラム
(シャミ・ダッタ・岡山理科大学 教育学部教授/秋吉梨恵子・CBCI公認トレーナー/栢野祐介・英数学館高等学校 TOK・物理担当)
6月米国PBL(ジョン・サントス/ハイテックハイ)
7月合宿(檜原村でキャンプ)
8月プロジェクト組成
9月中間発表
10月子ども哲学(河野哲也・立教大学教授/稲原美苗・神戸大学大学院准教授)
11月最終発表(岩瀬直樹・軽井沢風越学園校長)
※こたえのない学校藤原さとは毎回出席します。

 

こんな方におすすめです

● 良質な探究学習を学校や教育機関で実践したい
● 探究学習の主要な理論と実践を一線の実践者から学びたい
● 学校内外で教育に携わっている人たちと一緒に何かをしたい
● 生涯において信頼できる仲間とメンターを見つけたい
● 教育者としての自分を振り返り、自分らしい実践をしたい

 

詳細はこちらから
https://xtanqlcl.kotaenonai.org/news/2298/
今期の募集は終了しました!
たくさんのご応募ありがとうございました!

 

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アートと教育(3)デューイ・民主主義とクラフトマンシップ

シラーカントと読んできた「アートと教育」ですが、デューイで一旦区切りをつけたいと思います。結論から言って、、デューイ、やっぱり面白い!!です。デューイの感覚って民主主義に対する考え方もそうなのですが、芸術(Art)に関しても、教育の観点が根底にあります。そのことによって、アート(芸術)が誰しもに開かれたものになっていきます。カントもシラーももちろん、私たち一人ひとりが「心に自由を持っていい」と言ってくれたわけですが、まだまだ「芸術作品」は一部の才能ある人たちが生み出すものだと考えられていた時代でした。カントは「天才」に関する考察を行い、普遍的で次世代の模範となるような作品を生み出す人たちについて考えました。シラーも自身がドイツではゲーテと並ぶ大詩人と評価されており、子どもの制作する拙い遊び道具までが芸術作品だとは言わなかったかもしれません。

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アートと教育(2)カント『判断力批判』心と身体をフルに使って理想の形を構想しよう!

前回はシラー『人間の美的教育について』を読みながら、人は美的生活によって「自分自身の欲するものに自分自身をつくるということー自分がありたいと思うものである自由を、完全に取りもどす」ことができるということ、そしてそういう自由のために教育がいかに貢献できるだろうか、ということについて考えていきました。

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