こちらのプログラムは終了いたしました。
>>開催報告はこちらからご覧ください。
今回のポラリスナビゲーターは、ロボットの目の研究をされている松田雄馬さんです。
ロボットは、なぜ人の顔を見て、「人の顔」だと分かると思いますか? さらには、その人が怒っているとか笑っているとかどのように認識するでしょうか?
もう一つ。人間の目って、見たものをありのままに認識していると思いますか? “だまし絵”はご存知でしょうか。同じ大きさの球だったり、同じ長さの鉛筆なのに、背景の絵によって、違う大きさや違う長さに見えたりしています。 たとえば、下の絵は、見方を変えるとおばあさんに見えたり若い女性に見えたりします。
なぜ人によって違うように見えるの? ロボットにはどう見える? 「人間とロボットの目の違いは?」そしたら、「ロボットの目にはできなくて人間の目にできることは?」 「その逆で、人間の目で出来ないのに、ロボットの目ができることは?」 などなど、色々疑問がわきます。松田さんと視覚の不思議にせまる実験をしながら考えていきます。
ロボット研究者としての松田さんは、目の研究を通して、「人間は人間であるからこそ、見たままを信じるのではなくて考えることが大事」と言います。人間とロボットが感性でつながるような、そんな未来を目指している松田さんと一緒に、“自分たちで感じて、考えて“ みませんか?
【当日のプログラム】
その1:アイマスクをして「何か」を受け取り、それがどんなものか目で見ないでお友達に伝えるゲームをします。
その2:だまし絵を見て、それがどう見えるか、人によってどうして見え方がちがうか、お友達と話し合います。
その3:記号のような絵を何枚か見て、その記号が何に見えるかを考え、その絵をつなげて物語を作っていきます。
これらのワークを通して、目がどのようにして「見えるもの」
自分は人と同じものを見ている? そんなことはないのです。このプログラムでは、
【開催概要】
◆日時
2015年3月22日(日) 14:00~17:15
◆場所
IID 世田谷ものづくり学校 2A教室
世田谷区池尻 2-4-5
◆対象
小学校 3・4・5・6 年生 (定員20名)
◆参加費
無料 (特別企画)
◆備考
17:00より、「こたえのない学校」による”探究する学び”の概要および、4月より開催するポラリスこどもビジネススクールのご説明をさせて頂きたく存じます。是非、ご参加いただけますと幸いです。(そのあいだ子供たちはポラリスナビゲーターと遊びます)
【お申込み・お問い合わせ】
下記リンクより、お申し込みください。お申込みの前に、ご質問やお問い合わせがございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
ご連絡いただいてから営業3日以内を目途にお返事いたします。 先着順となりますので、満席の場合はご了承ください。
※こちらのプログラムの申込みは、定員に達しました(3月2日) キャンセル待ちをされる方はお申込みフォームからお申込みください。また、今後早めの連絡が欲しい方は、メールマガジンを発行しており、先行告知を行っておりますので、お問い合わせフォームから「メルマガ希望」と書いて、お送りいただければ、今後新規プログラムの案内を差し上げます。今後とも当校のプログラムをよろしくお願いいたします。
【ポラリスナビゲーター(ゲスト講師)】
松田雄馬(まつだ ゆうま)さん
東北大学大学院工学研究科電子工学専攻(情報科学・視覚認識 研究者)
1982年9月3日生まれ(どらえもんと同じ誕生日) 2005年京都大学工学部卒業後、同大学大学院情報学研究科で、数理工学を専攻し、生物の脳を数学的に解明する研究に着手する。
大学院卒業後は、大手企業で、数学理論を携帯電話の電波解析に応用するプロジェクトへの参画を経て、現在、生物の脳の機能を再現する人工知能の研究をしている。現在、大手電機メーカー中央研究所にて、脳の視覚情報処理を研究中。人間と機械の違いに唖然としつつ、「ロボットの目」を創るため、「認識とは何か?」という課題と日々格闘中。
【共催】 IID世田谷ものづくり学校
2004年に廃校となった旧池尻中学校舎を世田谷区から借り受け再生活用した施設です。「産業振興」 「地域交流」 「観光拠点化」 を目標に掲げ、株式会社ものづくり学校が運営しています
“【3月22日(日)開催】ロボット研究者と一緒に“目”の不思議を探る実験をしよう!~東北大学松田雄馬さん~” への1件のフィードバック