home > Blog > プログラム報告 > 「商品の産地から社会が見えてくる」@成城石井 実施報告!

7月24日・25日、目黒区の放課後フリークラブ事業の一環として、
目黒区立東根小学校の3・4・5年生の計26名の生徒さんに、プチ探究プログラム「商品の産地から社会が見えてくる」@成城石井柿の木坂店を開催しました!

梅雨が明け、真夏のうだるような暑さの中、子供たちは学校から歩いて数分の地元のスーパーで、実際の商品を見ながら価格・産地を調べ、それを持ち帰って、日本地図にマッピング。そこから商品の産地の分布、産地の分析から見える日本の姿を感じ取るというワークです。スーパーにはどんな値段のどんな商品が、どの地域にあるのでしょうか?プログラムのタイトルは、棚旅行(日本編)です。商品棚を見ながら、日本中を旅していきます。

まずはじめに指キャッチという軽いアイスブレークを行ったあと、子供たちが日本の都道府県の場所と名前、特産物について自分が知っていることを出していきます。

先行知識の確認きいきい

皆どんどん手を挙げて、白地図が埋まっていきます。福岡は明太子!、長崎はのり、香川のうどん、新潟のコシヒカリ、沖縄のちんすこう・・など特産も。聞いているだけで、おなかがすいてきますね(笑)

その後、4人前後のグループ3つに分かれていよいよ、グループワークのスタートです。

ミッションは・・・
1)スーパーにある商品の産地を沢山さがす
2)できるだけ高いもしくは安い商品を探す
3)スーパーの店員さんに分からないことがあったらどんどん質問する

です。

そのために、まず都道府県がバラバラに記載されている紙をまとめて、スーパーで見つけた商品の情報を貼り付けていく手帳をつくります。名付けてTanQ(探究)手帳。都道府県のもともとの並びはバラバラなので、どうやって整理するのかが、キモです。「北から南にしよう」「地方ごとにまとめてしるしをつけると分かりやすいよね!」と話し合って決めていきます。

手帳づくり
本作成

作成したノート

また、グループごとに、高い商品を中心に商品を探すか、低い商品を探すか、決定します。結果は・・1日目は3チームとも高い商品を選択、2日目は、2チームが高いもの、1チームが安いものを選択しました。大人の想いとは裏腹に・・子供は高いものに魅力を感じるようです。

その後、いよいよスーパーに出発!

いざ出発

スーパーについたら、いよいよ商品の宝さがしです。

肉が高そうだ!

成城石井1

フルーツはどうだろう?

果物さがし

魚の産地ってどうやって調べるんだろう。お刺身には産地が書いていない。なんで?

さかな探し

ワイン、、高いけど日本のがほとんどないみたい。店員さんに聞こう。

日本酒、沢山種類があるな。ウイスキーで一番高いのは「山崎」だって!
ワインで店員にきく

乳製品は北海道のものが多いな。
店員にきく牛乳
チラシを見つけてヒントを探す強者

近道のチラシ発見

漢字を書きとめる
醤油の漢字

異学年混成のチームのため、5年生のリーダーは低学年の子のサポートをします。
間違いの多い報告に、「もーやんなっちゃう」との泣き言も。上司の辛さを体験!?

リーダーおしえてあげる

制限時間30分では足りない子供たちは、「えー、まだやりたい」「これだけ書かせて!」となりましたが、戻って地図を作成、振り返りがあります。

地図とにらめっこワーク中2MB

ワーク3
商品の見つかった都道府県の数と平均価格の計算。

平均価格の計算

振り返りでは、
「海外のものが多かった。」
「豚バラが安かった」
「九州のものが多い」
「東京のものがすくないね」
「どうして日本なのに海外の商品があるの?必要なのかな?」
「なんでスーパーはあんなに寒いのか」
「焼酎は鹿児島のものが多かった」

などなどの意見がでました。身近なスーパー、普段は自分の買いたいお菓子などに目を奪われ、気に留めない多くの情報。既に習った知識と繋ぎ合わせることで、新しい世界を深め、広げました。

貼り付けた地図

子供たちも指摘したとおり、輸入食材の豊富な成城石井さん。今度は棚旅行(世界編)で、世界旅行に飛び立ちたいなーと思っています。

成城石井の店長さん、スタッフの皆様、ありがとうございました!

店長さんありがとうございました

<プログラム参考情報>

Central Idea: 商品の産地から社会が見えてくる
Unit Title: 棚旅行(日本編)
Lines of Inquiry:
1)商品の産地の分布
2)産地の分布から見える日本の姿

Key Concepts:
1)特徴・構造(form)
2)関連・影響(connection)
3)評価・省察(reflection)

Petit TanQ Program
https://kotaenonai.org/petit.html

 

プログラム報告