一般社団法人「こたえのない学校」は、2015年10月より、IID世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻 2-4-5)との共催で、ポラリスこどもビジネススクール第二期「商品・サービスを創ってみよう!」を開始いたします。
「一流の講師陣による実ビジネス最前線のお話」+「毎回のグループディスカッションとプレゼンテーション」+「1つのテーマを子どもたち主体で探究していくプロジェクトワーク」全9時間の講座です。
これからの時代は、与えられた課題を「早く」「正確」に解くことよりも、「自ら課題を探し出して」「自分の頭で考え」「考えたことをきちんと人に伝え、実行する」ことが求められるようになります。
従来型のお仕事体験型ワークショップとは一味ちがう、探究型学習を取り入れた新しい形のビジネススクールとなります。
■第二期プログラムの概要
10月コースのテーマは「商品・サービスを創ってみよう!」。小学生3・4・5・6年生対象に、10月~12月の毎月1回、日曜午後にIID世田谷ものづくり学校にて開催されます。
サービス・商品開発や、デザイン、発明に携わる実力派の講師陣が、プログラムの中で「デザインってそもそも何だろう?」「新しい価値を生み出すってどういうこと?」「社会に必要とされるサービスとは?」といった「商品・サービスを“創る”」ときに一番大切な考え方について、現場でのリアルな経験をもとに子どもたちにお話します。
A
また、仕事そのものだけではなく、働くことの楽しさ・辛さや仕事をする上で大切にしていること、自分の子供時代についてもお話します。子どもたちは、こうした講師の方々が“一番大切にしているコンセプト”をテーマに探究し、プレゼンをします。
共催となるIID世田谷ものづくり学校1FにあるPTA(Prototyping Thinking Area)とも連携し、実際にレーザーカッターを使うプロダクトのデザインを企画したり、高性能の3Dプリンターや3Dスキャナ、レーザーカッターなどを設置したPTA室の見学も行います(希望者:一回目プログラム終了後)。是非リアルなプロダクトづくりの現場も体感ください。
■10月コースの講師概要
10月18日(日)
「デザインの仕事とは? みんなでデザインしてみよう!」
講師: 千星健夫 Designer | NECKTIE design office
GRAPHIC・WEB・PRODUCTとジャンルをはみ出したデザインを手掛ける。自身でデザイン・製造・販売するプロダクト「TEA BAG HOLDER “SHIROKUMA”(ティーバッグホルダー・シロクマ)」は海外でも高い評価を受けているほか、メッセージアクセサリーブランド5108(コトバ)のイメージプロデュース、大手グローバル企業のWEBサイト製作など多方面で活躍中。
11月8日(日)
「きみもエジソン!震災の避難所で生まれた発明とは!?」
講師: 日本大学生産工学部 非常勤講師 日本弁理士会 知財教育委員 弁理士 橋場 満枝
慶應義塾大学人間工学の研究室で「ヴァイオリン演奏動作の3次元運動計測」について研究後、電気メーカーで「’85つくば万博ロボット」のシステム設計を担当。その後、弁理士に転向。特許事務所経営を経て、現在は、主に、大学及び小学校において知的財産教育の啓蒙にあたる。大学では、「ハンディキャップのある人のための発明」というテーマでパテントコンテストにチャレンジさせ、複数の入賞実績を持つ。
12月6日(日)
「まんがはインターネットでもっともっと面白くなる!」
講師: NHN comico 株式会社
NHN comico 株式会社は、人々の日常にもたらすちょっとした楽しさ(Play)や驚き、新鮮な体験を創造(Art)するというコーポレートアイデンティティのもと、ゲーム、コミック、ノベルなどのエンターテイメントサービスを展開するインターネット企業。スマートフォン向けカジュアルパズルゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」を開発するほか、無料スマートコミック&ノベルサービス「comico」は日本最大級のマンガ&ノベルアプリとなり、台湾、韓国へも進出。
■プログラムの特徴
1) 将来さまざまな仕事で活躍する時に必要な“考え方”を身につけます
私たちは、直接的なお金儲けの方法や会計・販売等のスキル、起業のノウハウなどは教えません。ビジネスを題材にしながら「新しい価値を創造する“思考のコツ”」、つまり「常識を疑うこと」「人と違う自分の意見を大切にすること」「なぜと問い続けること」を繰り返し行うことで、基本的なものの考え方を子どもたちに身につけてもらいます。
A
2) 実社会の一線で活躍し、価値を生み出している大人から学びます
子どもたちが自分の将来に対する具体的なイメージを持つことはとても重要です。そのためには、どんな分野であれ、本当に価値を生み出す仕事をしている大人、つまり「本物の大人」から学ぶことがとても重要です。このプログラムでは、子どもたちが「本物」の大人に出会い、一緒に考える機会を提供します。
A
3) グローバル教育を基にした「探究する学び」のメソッドで楽しみつつ力をつけます
「こたえのない学校」では世界146か国、約4000校が採用する国際バカロレアをはじめとしたグローバル教育手法を統合した「探究する学び」のメソッドを使います。子どもの発達段階にあわせ、楽しく探究する力を身につけられるようにプログラムを設計しています。「顧客ってだれ?」「顧客に提供する価値は?」 子どもの目線に応じた題材と問いかけで考えさせるようにします。グループワークによって、友達と協働するなかで一つのものを創り上げていく困難さ、楽しさ、コミュニケーション、プレゼンテーションを学びます。
あ
詳細・お申込み画面は >>こちらから
プレスリリースのプリントアウトは下記からできます
あ
■共催者情報
IID 世田谷ものづくり学校
2004年に廃校となった旧池尻中学校舎を世田谷区から借り受け再生活用した施設です。「産業振興」 「地域交流」 「観光拠点化」 を目標に掲げ、株式会社ものづくり学校が運営しています。
■協力者情報
本プログラムは独立行政法人国立青少年教育振興機構 平成27年度子どもゆめ基金助成金事業の採択を受けております。
◆商 号
一般社団法人 こたえのない学校
◆役員
代表理事 藤原 さと
◆設立
2014年1月
◆所在地
東京都目黒区 (住所は非公開とさせていただいております)
◆事業概要
(1)子供向け教育関連ワークショップの実施
(2)大人向け(親・教育者)向け各種講演やワークショップ実施
(3)地方自治体・教育委員会における放課後クラブへのプログラム開発・実施
◆URL
マスコミ関係・取材のお問い合わせは、こちらからお願いいたします。