【近日中に募集開始】2017年下期「グローバル×探究」&ワールドピースゲーム!

 

一般社団法人こたえのない学校は、2017年10月~12月にかけて、IID世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻 2-4-5)との共催で、「ポラリスこどもキャリアスクール」第6期および、ワールドピースゲームを開催いたします。

この秋のテーマは「グローバル」。ポラリスこどもキャリアスクールでは、国際機関・国際ビジネス・国際ボランティアの領域で活躍されている方々にナビゲーター(講師)となっていただきます。特に「問題解決」に着目し、グローバルをテーマとしたリアルなミッションにグループで取り組んでいきます。

また、12月にはNHKスーパープレゼンテーションでも大きな反響のあったアメリカ人教師のジョン・ハンターによって開発されたワールドピースゲームを実施できることになりました。

近日中に募集開始をいたしますので、各講師と内容および日程をご案内します。

今年の秋から冬にかけて国際社会について集中して学び、探究できるまたとない機会となります。グローバルをテーマとしたプログラムの次の開催は未定ですので、ぜひこの機会にご検討ください。

 

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人は「優しい気持ち」だけでは思いやりのある行動がとれない? 認知科学から見た生きた知識を生む探究的学びとは何か

 

藤原さとです。

先日、ABLE2017に出席しました。ABLEは認知科学を中心にさまざまな領域の研究者と教育に志ある人々が国境を越えて繫がり、新たな知を創造していくコミュニティですが、今年は5年の節目。今までの振り返りと総括がなされました。私の理解のためにもメモ(特に1日目)を作成しましたので、せっかくなので皆さんにも共有できたらと思います。「学びとは?」「知識とは?」「考える力とは?」「探究とは何か?」に分けてです。

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アメリカのホームスクーリングから考える学校の存在意義について(続編)

藤原さとです。

 

以前、アメリカのホームスクーリングについて書きました。(もう一年以上前ですね。)

https://kotaenonai.org/blog/satolog/1171/

 

その時のブログでホームスクーリングをしていたというAちゃんの話を冒頭にしましたが、その後Aちゃんはウチの娘ととても仲良くなり、夏は一緒にプールに行ったり、お泊りに行き来するようになりました。最近も毎週(!?)のようにプレイデートといって放課後に一緒に遊んでいます。

実は、Aちゃんは、2年生が終わった段階で、いろいろあって公立小学校を辞めて、またホームスクーリングを開始したのですが、交流が続いています。当然、子どもたちを遊ばせている間は、Aちゃんのお母さんとお茶と一緒に他愛のない話をしているので、なんでホームスクーリングを始めたのか、など色々知るところとなりました。

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明和電機「新しい発想のものづくりには論理とナンセンスが必要だ!」開催報告

 

6月4日(日)、ポラリスこどもキャリアスクール5期「ART」、第3回となる「新しい発想のものづくりには論理とナンセンス(超常識)が必要だ!」を実施しました。

ポラリスナビゲーターはアートユニット明和電機「社長の」土佐信道さんです。土佐さんの既成の芸術の枠にとらわれることない活動は多岐にわたり、国内だけでなく海外でも広く活動を展開されています。

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アメリカの小学生はどのように作文を学んでいるのか~ライティングワークショップの現場から~

 

藤原さとです。

今回はアメリカのカレッジで学んだこと第三弾です。地元のカレッジで教職課程にあたる授業を取っており、公立小学校で、合計32時間の授業観察(Observation)をしていました。今回は、アメリカの作文指導です。数日間をあけながら合計4日間(16時間)見てきました※。

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アメリカの小学生の夏、サマーキャンプについて纏めてみました

藤原さとです。

アメリカの夏休みは長い!ということで、娘の学校も5月末には終わってしまいました。多くの学校は6月の上旬から8月の下旬まで2か月半(感覚的には3か月・・)の長―い、長―い、夏休みがあります。みんなどのように過ごしていると思いますか?

その答えはサマーキャンプです!とてもではありませんが、(一般論として)親も子供たちにウチにずっといられてはかなわないので、キャンプに通わせるのです。こちらの夏休みは「休み」ではなくて、学校ではできない経験をして「成長」するための夏季休暇になります。ちなみに塾はありません※。学校の宿題もありません。今日は、こちらの小学生はどんなサマーキャンプに入っているかについて、ご紹介します。

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「音楽家はどうやって音楽を創っている?」プログラム開催報告

 

5月14日(日)、ポラリスこどもキャリアスクール5期「ART」、第二回となる「音楽家はどうやって音楽を創っている? 自分らしい表現ってなんだろう?」を実施しました。

ポラリスナビゲーターは声楽家、中村香織さんです。中村さんは、時代や様式、国や言語の壁を飛び越えて音楽をとらえる活動を続けてきました。

➡中村さんのインタビューはこちらから。

今回は、中村さんの伝えたいメッセージ「無限の選択肢から意志をもって紡いだ音から音楽は生まれる」をセントラルアイディアとして、色々な角度から「音楽って何だろう?」「音楽と音楽でないもの違いは?」と探究していきました。

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発達障害等の子はどう過ごしている?アメリカ公立校の特別支援教育の現場

 

藤原さとです。

5月21日にNHKスペシャルで、「発達障害~解明される未知の世界」が放送されました。ご覧になった方、いらっしゃったでしょうか。アメリカにいるので、見れないと思ったのですが、Youtubeで検索してみたら、(いいことかわかりませんが、、)見ることができました。

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大人がこども向けにとフィルターにかけていることがいかに多いか大人が認識する必要があります~声楽家、中村香織さんインタビュー~

 

4月よりスタートした、ART(芸術)をテーマとするポラリスこどもキャリアスクール5期。 5月14日、「音楽家はどうやって音楽を創っている? 自分らしい表現ってなんだろう?」のナビゲーターとなっていただいた声楽家、中村香織さんにインタビューしました。聴衆の方々が何かを感じる自由を持てる余白を大切しながらの表現、そしてAll is oneという哲学を持ち、既存の枠を飛び越えて活動される中村さんの魅力が詰まったインタビューです!

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授業成功のポイントは徹底的な個別化~アメリカ公立小学校の先生のインタビュー

 

藤原さとです。

今年の1月から地元のカレッジで教職課程にあたる授業を2コマとっていました。一つは教師になりたい人が初めに取る「Introduction to the Teaching Profession」というもので、もう一つが、クラスにおける特別支援教育(発達障害等を含む)や人種・ジェンダーなどの問題を扱う「Introduction to Special Populations」です。

2月には地元の公立小学校で、各授業16時間、合計32時間の授業観察(Observation)を行いました。やっと本学期が終わって少し解放されたので、両方の授業の振り返りもかねて、今後数回にわたって、学んだことを共有できたらと思います。アメリカネタが続きますが、お付き合いください。
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