【2025年9月-2026年3月】スクール・クラフトマンシップ 1期 募集 – 民主的で深い学びの場をつくる 2025募集概要

いよいよ夏休みが始まりました。
High Tech Highの教師から直接学ぶSchool Craftsmanship 1期の募集を開始しました。

 

米国サンディエゴのハイ・テック・ハイ教育大学院との正式なパートナーシップのもと、学校や学習環境を「公正(equity)」を軸に、誰しもが価値があると感じることができる学校文化を醸成するためのクラフトマンシップに着目した6ヶ月間の研修プログラムです。ずっと温めてきた企画で、自信をもってお勧めします。HTHのご厚意により、初回の価格をできるだけ抑えました。

 

【募集開始】High Tech Highの教師から直接学ぶSchool Craftsmanship 1期

 

本講座では、HTH高校の名物教師であるジョン・サントス、HTH小学校で8年のキャリアがあり、Continuous Improvement(CI:継続的改善)の専門家、マリ・ジョーンズから直接オンライン(日本語訳つき)で修士課程のカリキュラムを凝縮してコンパクトに学べます。また、来年1月5-6日には、HTH教育大学院の教授で、学校における多様性・公正性・包摂性の実現を目指す解放教育の専門家、ミシェル・プレジャー博士が来日します。本研修はプレジャー博士から対面で丸2日間学ぶ、Deep Dive (Deeper Learnig Japan2026 の一環として開催。予定価格5万円)が含まれています。学校現場の観察・インタビュー調査から、現場の強みと伸びしろを把握し、課題を分析し、小さな改善を積み重ねます。つまり、教育者が主体となって課題解決を実践するプログラムとなっています。

 

本プログラムは、LCL本科と同じく、募集締切日があり、応募者多数の場合には多様性を考慮した選考となります。同プロファイルであれば、申し込みが早いほうが有利ですので、お早めにご検討ください。8月10日が一時募集締切となります。

 

 

<こんな方にお勧めです>
・探究を学校で取り組んでいるが、まだまだ課題山積だ
・HTH大学院の教員とHTHの現役教員から直接学んでみたい
・学校文化を課題解決プロジェクトとして自ら変革させたい
・学校組織として探究を根付かせ、継続的に改善していきたい
・民主的で、深い学びのあり方を学習者として学びたい
・自分の願いと違和感をもっと大事にしたい

 

 

詳細はこちらから

スクール・クラフトマンシップ 1期 募集 – 民主的で深い学びの場をつくる  2025募集概要 | | Learning Creators’ Lab

 

 

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地域とともにある教育(2)ー奥能登を柔らかく良くしていく

昨年5月、震災の傷跡が大きく残る奥能登(特に珠洲市)を訪れました。金沢大学能登学舎をはじめ、当時まだ避難者の方が生活されていた飯田小学校(震災初日には800人超が避難)や、市内被災各地(飯田~正院~折戸~狼煙~寺家~蛸島~宝立)を巡り、最後に宝立町鵜飼にある本町ステーションを訪れましたが、中には水道復旧も不十分で、電気すら通っていないところもありました。瓦礫だらけの道も、倒壊した家屋もたくさんあり、撤去のクレーンはほとんど見ず、放置状態でした。(当時の訪問ブログはこちら

 

それから約1年間が経ちました。当時案内してくださった杉盛啓明さん(LCL本科3期生でもあります)と地域おこし協力隊として、2022年12月に家族3人で東京から移住した森田貴志さんと一緒に一ヶ月に一回くらいをペースに能登を訪れたメンバーとともに、オンラインのお話会を続けてきました。そのなかで今年に入ってから再訪するメンバーもいたのですが、今回私も縁あって6月17日・18日と珠洲市と能登町を訪れました。

(さらに…)