地域とともにある教育(2)ー奥能登を柔らかく良くしていく
昨年5月、震災の傷跡が大きく残る奥能登(特に珠洲市)を訪れました。金沢大学能登学舎をはじめ、当時まだ避難者の方が生活されていた飯田小学校(震災初日には800人超が避難)や、市内被災各地(飯田~正院~折戸~狼煙~寺家~蛸島~宝立)を巡り、最後に宝立町鵜飼にある本町ステーションを訪れましたが、中には水道復旧も不十分で、電気すら通っていないところもありました。瓦礫だらけの道も、倒壊した家屋もたくさんあり、撤去のクレーンはほとんど見ず、放置状態でした。(当時の訪問ブログはこちら)
それから約1年間が経ちました。当時案内してくださった杉盛啓明さん(LCL本科3期生でもあります)と地域おこし協力隊として、2022年12月に家族3人で東京から移住した森田貴志さんと一緒に一ヶ月に一回くらいをペースに能登を訪れたメンバーとともに、オンラインのお話会を続けてきました。そのなかで今年に入ってから再訪するメンバーもいたのですが、今回私も縁あって6月17日・18日と珠洲市と能登町を訪れました。