『探究する学びをつくる』出版

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弊社代表の藤原が『探究する学びをつくるー社会とつながるプロジェクト型学習』という本を平凡社さんより出版しました。

平凡社→コチラ

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***藤原より***

経産省「未来の教室」事業におけるHigh Tech Highの現地視察、研修の内容の詳細、カリキュラム重要部分の抽出、研修後の国内PBL実践について書いています。日本に来てくれたJohn、Jamelle、そしてHTH教育大学院トップのBenなどにインタビューを行って、実際の具体的なカリキュラムの実例詳細も入れました。 (さらに…)

【2020年12月〜】教育を探究する哲学登山コースVol.4「民主主義と正義」

投稿日: カテゴリー: プログラム情報

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校でリサーチフェローをつとめている桐田哲学堂の桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「哲学登山」コース。

Learning Creator’s Lab本科でも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、本コースでは、「哲学」部分を中心に深めていきます。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登った「自由の山」、次に登った「探究の山」「自然の山」に続き、今度はデューイやプラトン、モンテスキュー、ロールズが辿った「民主主義と正義の山」に今回登ります。イントロダクトリーなオンラインコースです。ぜひ一緒に登山をしましょう!

◆ こんなかたにおすすめです。

 実践しているなかで自分の軸がすぐブレてしまう

 考えることが好きだけど、哲学書はハードルが高い

 本を読み始めるが途中で挫折してしまう

 自分のホントウの考えをシェアする場がない

 

◆ チームで登山するため、こんなかたにはあんまりおすすめできません…。

 一回でぜんぶスッキリ理解したい(モヤモヤが辛い)

 自分と違う考え方には意味がないと思いがち

 批判を通じて意見をすり合わせたり吟味したりすることを避けがち

「民主主義と正義」山脈 登山 

アメリカでは米国大統領選挙が終わり、民主党が勝ちました(と言っていいでしょう)。しかし、経済格差は広がり、人種や所得、宗教などによる分断が進んでいます。日本も、私たち国民の一人ひとりが国を動かしている、という感覚は少ないのではないでしょうか。今回は、「民主主義」というものを見直し、どうしたら「教育」ということと絡めて、より良い社会をつくっていけるか、そんなことを考えていきたいと思っています。キーワードは「正義」。民主主義社会における教育とは何かを考えたデューイ、内なる心の正義を眼差したプラトン、近代国家での自由と両立する正義の条件を考察したモンテスキュー、多様化する現代において公正としての正義という概念を打ち出したロールズなどを読んでいきます。

基本的には、読解の講義は「反転授業」形式(動画で事前に講義)で行い、当日はブッククラブ形式(問いを出し共有し合う読書会)で行なっていきます。哲学書の読み方や選び方などのイントロダクションも用意してありますので、哲学書を読む入門編としてもご活用ください。

※のついた本は購入してください。毎回課題本の一部を範囲とします。最低限そこだけ通読(精読でなくて良い)してきてください。もちろん、全文を読まれて参加されることも大歓迎です!

 

イントロダクション:デューイの「民主主義」

読む本と主に読む範囲:

※デューイ 松野訳「民主主義と教育」岩波書店を予定

自身が思う民主主義的な教育をシェアし哲学対話を行います。


ルート1:プラトンの「正義」登山

読む本と主に読む範囲:

※藤沢訳「国家」(下) p.290-300 岩波文庫

amazon: https://amzn.to/3grD9KN


ルート2:モンテスキューの「自然」登山

読む本と読む範囲:

※井上訳「法の精神」 p.126-149 中公クラシックス

amazon: https://amzn.to/3oq9zb8


ルート3:ロールズの「正義」登山

読む本と読む範囲:

※田中他訳「公正としての正義再説」p.75-95 岩波現代文庫
※単行本版の場合は、「第二部正義の原理12(三つの基本的な要点)、13(正義の二原理)」が読む範囲となります

amazon: https://amzn.to/37CKrr0

 

◆スケジュール

1回目:12月19日(土)      20:00-22:00  「デューイ:導入・対話」

2回目:1月9日(土)      20:00-22:00 「プラトン」

3回目:1月30日(土)        20:00-22:00 「モンテスキュー」

4回目: 2月13日(土)     20:00-22:00 「対話」

5回目:2月27日(土)        20:00-22:00 「ロールズ」

6回目: 3月6日(土)        20:00-22:00 「対話・総括」

 

◆開催方法

Zoomを使用します。スマートフォンからの参加も可能です。
※Zoomの安全な使用に関する当法人の見解と対応についてはコチラをお読みください。

 

◆価格

全6回: 37,500 円(税込:税抜参考価格34,000  円)

※時間の長さと回数の変更にあわせて、価格も改定しております。

※空きがある場合には1回6000円+税でお受けいたしますが通期の方が優先です。

※定員は10名程度を予定しています。(最低遂行人数7名:初回開講一週間前に判断します)

※上述の通り反転形式で進めます。事前に講義ビデオを見てください。

※当日のブッククラブの内容は、録画ビデオおよびレジュメで配布します。欠席の場合はそちらを確認いただくことができます。

※お支払いは、申し込み後一週間以内に振込もしくはPaypal(クレジットカード利用可)での入金をお願いしております。申し込みフォームに入力後の自動返信メールを必ずご確認ください。

◆講師

シェルパ(店主):桐田敬介 専門は芸術教育の哲学。現象学の創始者フッサールが大好き。 古代から現代までせっそうなく読み散らかす哲学オタク。

https://researchmap.jp/keisuke_kirita/

◆企画・サポート

初心登山人:藤原さと

もともとは本を読むより人と喋っている方が好き。大学時代、正義論を扱う公共選択のゼミで卒論がプラトンの「国家」だったが挫折。しかし教育活動をスタートして哲学に興味をもつ。

https://kotaenonai.org/team/

◆申し込みはこちらからお願いします。

こちらは満席になりましたので、キャンセル待ちフォームにご記入ください。

※満席となった場合は、キャンセル待ちにて受付いたします。コチラよりお申し込みくださいませ。

今後、本プログラムを含めこたえのない学校、Learning Creator’s Lab関連のご案内をご希望の方は必ず連絡がはいるメルマガをお送りしております。こちらからご登録ください。

◆今後のプログラム

次は「現象」をテーマにすることを検討中です。

<私たちについて>

こたえのない学校HP

https://kotaenonai.org/

Learning Creator’s Lab

×探究・Learning Creators Lab

※こたえのない学校の主催する教育者向け年間プログラムです。本プログラムはLearning Creator’s Labのオープンラボとして実施します。

こたえのない学校ブログ

https://kotaenonai.org/blog/

Facebook ページhttps://www.facebook.com/kotaenonai.org

こたえのない学校ロゴ

ルソー、フレーベル 、ペスタロッチーに学ぶほんとうの私のみつけかた

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと

 

前回の「教育を探究する哲学登山」のテーマは「自然」でした。プログラムとして読んだ本は、子どもの自然な成長の意味を考えたルソー、自然と暮らしを教育の模範としたペスタロッチー、自然の多様性を教育の模範としたフレーべルです。

「自然とは何か?」「自然から何を学べるのか?」など考えたことはあるでしょうか。 実は私自身、この登山前は「自然の中で子どもは育つといいらしい」「自然にもっと触れたい」程度の認識でした。今回、いくつか本を読んでみて、どうやら「自分が自分らしくいられる」「ほんとうのわたしってなんだろう?」と考えた時に「自然」がキーワードになってくるのだな、という発見がありました。そんなことを備忘録としてまとめておきたいと思います。

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クリエイティブな人の条件

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと



先日Learning Creator’s Lab(LCL)で、クリエイティブパートナーの地理人こと今和泉隆行さん、プログラム全体を通じて、そして公私共々お世話になっている市川力さんと、とくに題名も設定しないまま二時間お話をする、という時間を持ちました。

結果的に、内容は「創造するとは何か?」「クリエイティブな人というのはどんな人か」ということについて、ドンピシャのお話でした。LCL内で留めておくには勿体無いので、ここでちょっとだけでもお伝えできれば、と思います。

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発明プログラム参加者が特許を取得しました

投稿日: カテゴリー: プレスリリース・ニュース


こたえのない学校はもともと小学生向けのキャリア探究プログラムからスタートしました。

このたび、株式会社AI Samuraiさんとのコラボレーションで実施した2018年度下期の発明のプログラム(計9時間)で提案された発明が特許を取得しました。

遠藤里紗さん、おめでとうございます!

現在、教師教育のプログラムや、学校・教育委員会・民間教育のみなさまに対してのご支援が多く、子ども向けの定期開催ができておらず残念です。この新型ウイルスの影響が落ち着きましたら、また子ども向けのプログラムを再開したいと願っています。

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評価の最前線と4つの潮流

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと

 

先月末にハワイの伝統校Mid Pacific Institute(昨年訪問したときのレポートはこちらから)でプロジェクト型学習を中心に長年の経験を積まれている先生方による研修の企画実施を担当しました。

そこでプロジェクトの設計にあたって、大きな時間が割かれていたのが「本質的な問い」と「評価」です。「本質的な問い」「評価」は現場で繰り返される悩みポイントです。前回「本質的な問い」について振り返ってみましたが、このところ「評価」について、大きく変化の流れがあるように感じていますので、4点まとめておきたいと思います。

その1:総括的評価から形成的評価へ
その2:成績とアセスメントを区別する
その3:フィードバックの重要性
その4:教師による評価から自己評価・ピア評価へ

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「本質的な問い」に迷う方へ

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと



藤原さとです。

 

先月末にハワイの伝統校Mid Pacific Institute(昨年訪問したときのレポートはこちらから)でプロジェクト型学習を中心に長年の経験を積まれている先生方による研修の企画実施を担当しました。

そこでプロジェクトの設計にあたって、大きな時間が割かれていたのが「本質的な問い」「評価」です。「本質的な問い」「評価」どちらも私も何度か纏めていますが、現場で繰り返される悩みポイントです。今回、改めて「本質的な問い」とは何か、「評価」とは何か、研修で提示された資料も良かったので、自身も振り返りながらアップデートしておきたいと思います。今回は「問い」そして、次回「評価」について纏めたいと思います。

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デンマークの「生のための学校」フォルケホイスコーレってどんなところ?(インタビュー)

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと



藤原さとです。朝などは少し暑さも和らいできたでしょうか。

さて、名前だけは知っていたけど、この数ヶ月気になって仕方がなかったフォルケホイスコーレ。フォルケホイスコーレはデンマーク発祥で「人生の学校」とも呼ばれる、17歳半以上ならだれでも通える教育機関です。人生の中で立ち止まり、生徒と先生が共に暮らしながら共に対話しながら学ぶ場所で、北欧に150校、デンマークに70校あるそうです。

フォルケホイスコーレ運動をはじめたグルントヴィは「デンマーク近代教育の父」「成人教育の父」とも呼ばれています。この人物の詳しいことはまたと思っていますが、北海道東川町へ移住し、「日本にフォルケホイスコーレをモデルにした人生の学校を作ろうプロジェクト」と株式会社Compathを立ち上げた 安井早紀さん、遠又香さん、にフォルケホイスコーレのお話をうかがいました。

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学校であり学校を超える造形の学校―バウハウス

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと



藤原さとです。


ちょうどこの夏、開校100年を記念して、東京ステーションギャラリーで「きたれ、バウハウスー造形教育の基礎」という展示や、バウハウス100年映画祭をやっていましたので、見てきました。1919年に第一次対戦で敗戦し、経済的にも疲弊していたドイツにできた「バウハウス」。「バウ」はドイツ語で「建築」を指します。この学校は全学年150名ほどの小さな学校で、ヒトラー政権が成立した1933年まで、14年間しか存続しませんでしたが、建築・デザインの世界では知らない人はいないというほどの影響力を今でも持ちます。まだどちらも8月末から9月頭にかけて上映や展示があります。ものすごく面白い学校で、且つこれだけまとまってバウハウスのことを知ることができる機会はそうそうないような気がしますので、ご紹介がてら備忘録を。

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みんなの居場所になれるために〜軽井沢風越学園参観記

投稿日: カテゴリー: 藤原 さと
藤原さとです。

軽井沢風越学園で、カリキュラムディベロップメントパートナーというものをさせて頂いていて、先日はじめての発表会で学校に訪れました。
 
さて、「発表」ですが、わたし、実はよくある「きちんとした」「整った」発表が苦手です。
 
「本来のじぶん」ではなく、学校や、保護者や社会が求める姿を演じ、上手く出来たら褒められるとなると、自分じゃない自分を大人になっても演じ続けることが行動様式になってしまいそうです。
 
小学生くらいまでは、ちょっとくらいモジモジしてたって、ふざけちゃったって、それがこどもらしい本来の姿、自然な姿。それを型にはめようとするから、やんちゃな子が目立ちます。
 
自分を充分に認められたら、中学生くらいになったら、言われなくとも社会と交渉しながら自分で判断して、自分を表現するようになるはずです。
 
長くなりましたが、風越学園の発表では生き生きした、子どもらしい子どもの姿を思う存分に見ることができました。とても嬉しい一日。そんなことを書かせていただきました。
 

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