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2014年に公開されたSF映画の最高傑作『インターステラー』。人類を救うために第2の地球を探す壮大なテーマの物語です。劇中では父と娘の時空を超えた愛が感動を呼び起こしました。でも、劇中に登場するブラックホールやら、相対性理論やらに頭の中が「?」だらけという方も多いかもしれません。それもそのはず、実はこの映画に登場するSFシーン、すべて本物の最先端物理を基盤として超リアルに映像化されたものなんです。「ブラックホールってなんであんな姿をしてるの?」「ワームホールは3次元の穴ってどういうこと?」「クライマックスの5次元の世界って何?」などなど、一緒に探究しませんか?

インターステラーの登場した数々のシーンの謎を、『インターステラー』が好きすぎて世界最大のIMAXシアターで見るためだけに日帰りでシドニーに行ったこともある山崎詩郎先生が相対性理論など物理の知識を用いてわかりやすく解き明かしていきつつ、みんなで宇宙について語り合っていきます。

こたえのない学校では、過去2回山崎先生の量子論の探究プログラムを小学生対象に共同開発・実施(https://kotaenonai.org/blog/report/1578/)してきましたが、今回は大人と子どもが一緒に学びます。

宇宙のことが大好きな人はもちろん、星を見るのが好きだけど数学は全然わからない、理科は苦手、という人もみんな一緒に宇宙を探究できます。老若男女!?で楽しみましょう!

 

 

【参加の条件】
・宇宙の謎を知りたい人:対象年齢:0歳〜100歳
・『インターステラ―』の映画をビデオで結構ですので事前に見てください
・小学校4年生(10歳前後)くらいから充分楽しめる内容にしています。
・定員40名

【講師】 山崎詩郎(東京工業大学 理学院 物理学系 助教)

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、博士(物理学)。東京大学物性研究所、ハンブルグ大学、大阪大学特任講師を経て現職に至る。走査プローブ顕微鏡を用いた原子スケールの量子物理の研究に従事し、第10 回日本物理学会若手奨励賞を受賞する。 「科学者と科学で遊ぼう」をモットーに、週末はしろう先生として活躍。「青空サイエンス」や「ヒカリーランド」など親子向け実験教室から、「目で見る量子力学」や「SFで学ぶ相対論」などの本格的物理教室まで幅広く展開。全日本製造業コマ大戦予選で優勝、世界コマ大戦に出場を機にコマはかせに。「コマ科学実験教室」を各地で開催しNHK等各種メディアで紹介される。著書は「独楽の科学」(ブルーバックス)。

【日時】
2020年2月9日(日) 13:00―17:00

【会場】
IID世田谷ものづくり学校
東京都世田谷区池尻2-4-5
アクセスはこちらから

【参加費】
大人(18歳以上): 4,400円
こども(18歳未満): 550円
※年齢については高校卒業以降かどうかを目安にご判断ください。またお子様はお一人で参加可能ですが、安全管理は保護者様の方でお願い申し上げます。

【当日の流れ】
 13:00-14:30 しろう先生とインターステラーの好きな場面や「?」を考えよう!
「ブラックホールコマのサイエンスショー」があります!

 14:30-16:30 インターステラーの「?」を「!」にしよう
 ●初めての相対性理論
  □ 一般相対性理論とは?
  □ ブラックホールとは?

 ●インターステラーの7つの謎
  □ ガルガンチュアはどうしてあんな姿?
  □ 球状のワームホールとは?
  □ クライマックスの次元空間の謎
  ※「ガルガンチュアの絵を描いてみよう!」などワークショップが入ります!

 16:30-17:00 質疑応答


【こたえのない学校プログラム利用規約】
規約はこちらから必ずご確認ください。

【キャンセルポリシー】
お申し込み後のキャンセル料については以下のとおり請求させていただきます。(起算は夜中0時)
1,000円未満のお申込については8日前までのキャンセルであってもご返金いたしかねますので予めご了承ください。

8日前まで: システム手数料のみ(注1参照)
7日前〜 :100%(返金なし)
(注1)コンビニ/ATM払い、および、クレジットカード/PayPalでの50日以上前のお支払いの場合のみ500円


【お申し込みはこちらから】
お申込み受付は終了いたしました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました!

 

【主催】一般社団法人 こたえのない学校

こたえのない学校

【共催】 IID 世田谷ものづくり学校

IID-logo

プログラム情報


藤原さとです。


あっという間に年末になってしまいました。

私の方では、今年、今までやってきた探究学習をさらに深化させ、より良いものにしたいと考えており、SEL(社会性と情動の学習)のプログラム開発に関わリ始めました。来年から本格的にプログラムもスタートしますが、それに関連して、2年前に学習指導要領が改定され、教科化された学校現場における道徳について、先生方に色々話を聞いていました。成績評価の話もあり、少しまとめておこうと思います。

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藤原 さと

藤原さとです。

先日カリフォルニア州アーバインで行われた学会「コネクテッド・ラーニング・サミット」に出席しました。

コネクテッド・ラーニングサミットは、もともと2005年に Digital Media and Learning Initiativeという「デジタルメディアがどのようにして若い世代のコミュニケーションや学び、遊びに影響するか」をリサーチするマッカーサー基金による約50億円($50Mil)の研究から始まりました。

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藤原 さと

 

藤原さとです。

 

先週ハワイで学校の視察をした時、どうしても見てみたかったのが、現地公立小学校で実施されている子ども哲学(P4C:Philosophy for Children)の授業。私たちの教育者研修のLearning Creator’s Labでも子どもの哲学は、2016年のスタート当時からプログラムに入れているのですが、お世話になっている立教大学の河野哲也先生にP4Cの分野で研究が進んでいるハワイ大学のことを聞いており、興味をずっと持っていました。

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藤原 さと

 

引き続き、ハワイの学校視察のレポートとなります。ハナハウオリは英語で“Joyous Work” 日本語だとぴったりした言葉が見当たらないのですが、「喜びに満ちた取り組み」でしょうか。設立100年の伝統私立校です。プレスクールといって、年中さんから小学校6年生までの210名が学んでいます。

ハワイは、アメリカで一番人種が多様な州と言われており、世界的にみてもその人種多様性はトップクラスです。こうした中で、色々な宗教や文化が混じり合う子どもたちがどのようにコミュニティーとして共存していくのかは彼らにとって大きなテーマです。その中でも、アメリカの教育哲学者、ジョン・デューイのプログレッシブ教育の考え方を非常に大事につつも、それを発展させ、多様性に富むコミュニティーを支える人材育成をしてきたこの学校についてレポートしていきたいと思います。

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藤原 さと

 

藤原さとです。海外の教育を映像化するというプロジェクトがあり、そのサポートをさせていただくご縁で先週ハワイの学校をいくつか視察しました。その中でもサステイナビリティーを学びの中心に据えた「SEEQS」では子どもたちがのびのびと学んでおり、日本の学校にも参考になりそうなものが多かったので、ご紹介したいと思います。

 

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藤原 さと

 

先週あるプロジェクトの関係で学校視察のためにハワイを訪れ、これから視察校(SEEQSHanahau’Oli など)について順次レポートを上げていきます。

初日に訪れたのは、Mid-Pacific Instituteです。就学時前から高校までの私立学校で、1908年に設立した、創立100年以上の学校です。ハワイには、オバマ大統領も通ったというPunahou Schoolという名門校がありますが、そこと双璧をなす学生数1500名の大規模校です。

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藤原 さと

 

藤原さとです。昨日は、慶応義塾大学の今井むつみ先生が主催されている、ABLEに参加してきました。

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藤原 さと

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校で設立黎明期から参画し、リサーチフェローを務めてくれている桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「キリタテツガクドウ」をオープンしました。

Learning Creator’s Labでも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、今回その「哲学」部分を中心に深めていく、ということをオープンラボでしたいと思います。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登る山は「自由の山」になりました。初回なので、イントロダクトリーなオンラインコースで始めてみます。ぜひ一緒に登山をしましょう!

◆ こんなかたにおすすめです。
 実践しているなかで自分の軸がすぐブレてしまう
 考えることが好きだけど、哲学書はハードルが高い
 本を読み始めるが途中で挫折してしまう
 自分のホントウの考えをシェアする場がない

◆ チームで登山するため、こんなかたにはあんまりおすすめできません…。
 一回でぜんぶスッキリ理解したい(モヤモヤが辛い)
 自分と違う考え方には意味がないと思いがち
 批判を通じて意見をすり合わせたり吟味したりすることを避けがち

「自由」山脈 登山 

初回は、「自由」をテーマとする哲学書を読んでいきます。第1回・第2回は、人間の自由な精神のあり方について考えたヘーゲル、第3回は自由な社会のあり方について考えたミル、第4回は人々との自由のつくり方について考えたアーレントの裾野を辿りながら、「自由」というテーマの広大な風景を眺めていきましょう。

基本的には、読解の講義は「反転授業」形式(動画で事前に講義)で行い、当日はブッククラブ形式(問いを出し共有し合う読書会)で行なっていきます。哲学書の読み方や書かれ方、選び方などのイントロダクションも用意してありますので、哲学書登山の入門編としてもご活用ください。

※のついた本は購入してください。毎回課題本の一章程度を範囲とします。全文を読む必要はありません。最低限そこだけ通読(精読でなくて良い)してきてください。もちろん、全文を読まれて参加されることも大歓迎です!

ルート1:ヘーゲルの「自由」登山

読む本と主に読む範囲:

※熊野訳「精神現象学」(上)序文 筑摩書房(Kindleあります)

(今回の講義では全文を登山するのでなく、ヘーゲルが全文を書いた後に
本書をまとめたとされる「序文」の読解に留めます)

ルート2:ミルの「自由」登山

読む本と読む範囲:

※斉藤訳「自由論」第1・2章 光文社古典新訳文庫(Kindleあります)

ルート3:アーレントの「自由」登山

読む本と読む範囲:

※志水訳「革命について」第3・4章 筑摩書房

◆スケジュール

1回目:11月16日(土)    21:00-22:30  イントロダクション&「ヘーゲル①」

2回目:11月30日(土)    21:00-22:30 「ヘーゲル②」

3回目:12月14日(土)    21:00-22:30 「ミル」

4回目: 1月11日(土)     21:00-22:30 「アーレント」

5回目: 1月25日(土)     21:00-22:30 「総括」

お申し込みはこちらから

https://xtanqlcl.kotaenonai.org/news/1026/

プログラム情報

 

藤原さとです。

 

最近読んだ本「科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集」について。以前もパラパラとめくってはいたのですが、先日ふと手にとって改めて読んでみたら、とにかく面白い。アマゾンでは、「日本人の自然観」「神話と地球物理学」「西鶴と科学」「化け物の進化」などなど大量のエッセイがKindleで無料で読めるため、続けて次から次へと読んでしまいました。

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藤原 さと