【2020年7月-9月】 教育を探究する哲学登山コースVol.3「自然と教育」

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校でリサーチフェローをつとめている桐田哲学堂の桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「哲学登山」コース。

Learning Creator’s Lab本科でも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、本コースでは、「哲学」部分を中心に深めていきます。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登った「自由の山」、次に登った「探究の山」に続き、今度はルソーやフレーベル、ペスタロッチーが辿った「自然と教育の山」に今回登ります。イントロダクトリーなオンラインコースです。ぜひ一緒に登山をしましょう!

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【2020年4・5月】人間の健全な発達を促すSEL(社会性と情動の学習)オンライン講座 NVC 2期

子どもたち、そして教え手としての大人たちも、その人らしく健やかに人間として成長するためのSEL(社会性と情動の学習)研修を実施します。今回は基礎レベルのオンライン講座となります。

探究学習とSEL(社会性と情動の学習)を組み合わせることで、人は自分を知り、どこに向かって学んでいけば良いのかを探りつつ、より善く、深く学んでいくことができます。

SELは、普及団体のCASELの定義によると、「大人も子どもも、自己をより理解し、適切に自己の情動をコントロールするとともに、他者への気持ちを理解し、周囲との良好な関係を構築し、前向きな目標を持って責任ある決断をできるようにするプロセスである」とされ、5領域(下図)が設定されています。今回その中でSelf-awareness(自己への気づき)およびRelationship Skills(関係構築のスキル)に関連し、SELの基礎を培うNVC(非暴力的コミュニケーション)の初級講座を行います。

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【2020年3月-5月】教育を探究する哲学登山コースVol.2「探究」

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校でリサーチフェローをつとめている桐田哲学堂の桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「哲学登山」コース。

Learning Creator’s Lab本科でも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、本コースでは、「哲学」部分を中心に深めていきます。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登った「自由の山」に続き、「探究の山」に今回登ります。イントロダクトリーなオンラインコースです。ぜひ一緒に登山をしましょう!

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【2020年4期】IB・イエナプラン・こども哲学~探究学習実践型研修プログラムLCL2020

【第一次募集開始しました】

Learning Creator’s Lab本科4期

日本における第一線の探究学習の実践リーダーから直接学ぶ、7か月間のインテンシブな実践型研修プログラム、Learning Creators Lab(LCL)本科4期生の募集をいよいよスタートしました!

主要な探究理論を学びながら、実際のプログラム開発・実践までを同志となったチームメンバーと共に協働設計によってチャレンジできるプログラム。アルムナイコミュニテイを通じて、将来にわたって良質な実践ができるようにサポートします。

合宿もあり、仲間との距離もとても近い7か月。今年のクリエイティブパートナーは、電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所、地理人研究所、EXIT Filmのみなさん。

「子どもたちと一緒に新しいことを生み出すということはどういうことか?」を一緒に考えていきましょう。

 

第一次募集締め切りは2月10日(月)です。(多様性を考慮して選定しますが、同内容の場合先着順です)

 

<主な講師一覧(敬称略)>
岩瀬直樹 (軽井沢風越学園 校長)
市川力  (社)「みつかる+わかる」代表理事・ジェネレーター)
坪谷郁子 (東京インターナショナルスクール理事長)
河野哲也 (立教大学教授・こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事)
中川綾  (日本イエナプラン教育協会理事)
寺中祥吾 (流通経済大学助教)
甲斐崎博史(軽井沢風越学園)

◆こんな方にお勧めです
● 探究学習を実践してみたいが、開発・実施の環境がない方
● 探究学習の理論を一線の実践者から学びたい方
● 学校外で学びに関わる人たちと一緒にプロジェクトをしたい先生方
● 企業や民間教育事業で仕事をしていて、先生と一緒に何かをしたい方
● 信頼できる仲間とメンターを見つけたい方
● 教育者としての自分を振り返り、自分らしい探究学習を実践できるようになりたい方

なお、3期より応募資格として「遊び心のある人」を追加いたしました。
一緒に楽しめるメンバーの応募をこころよりお待ちしております。

ご興味のあるかたは下記URLから詳細ご確認ください。
みなさまのご参加、お待ちしております♪

プログラム詳細はこちらから
https://xtanqlcl.kotaenonai.org/lcl2020-kokuchi/

【2020年2月】大人と子どもが共に学ぶ−SF映画『インターステラー』相対性理論超入門

 

2014年に公開されたSF映画の最高傑作『インターステラー』。人類を救うために第2の地球を探す壮大なテーマの物語です。劇中では父と娘の時空を超えた愛が感動を呼び起こしました。でも、劇中に登場するブラックホールやら、相対性理論やらに頭の中が「?」だらけという方も多いかもしれません。それもそのはず、実はこの映画に登場するSFシーン、すべて本物の最先端物理を基盤として超リアルに映像化されたものなんです。「ブラックホールってなんであんな姿をしてるの?」「ワームホールは3次元の穴ってどういうこと?」「クライマックスの5次元の世界って何?」などなど、一緒に探究しませんか?

インターステラーの登場した数々のシーンの謎を、『インターステラー』が好きすぎて世界最大のIMAXシアターで見るためだけに日帰りでシドニーに行ったこともある山崎詩郎先生が相対性理論など物理の知識を用いてわかりやすく解き明かしていきつつ、みんなで宇宙について語り合っていきます。

こたえのない学校では、過去2回山崎先生の量子論の探究プログラムを小学生対象に共同開発・実施(https://kotaenonai.org/blog/report/1578/)してきましたが、今回は大人と子どもが一緒に学びます。

宇宙のことが大好きな人はもちろん、星を見るのが好きだけど数学は全然わからない、理科は苦手、という人もみんな一緒に宇宙を探究できます。老若男女!?で楽しみましょう!

 

 

【参加の条件】
・宇宙の謎を知りたい人:対象年齢:0歳〜100歳
・『インターステラ―』の映画をビデオで結構ですので事前に見てください
・小学校4年生(10歳前後)くらいから充分楽しめる内容にしています。
・定員40名

【講師】 山崎詩郎(東京工業大学 理学院 物理学系 助教)

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、博士(物理学)。東京大学物性研究所、ハンブルグ大学、大阪大学特任講師を経て現職に至る。走査プローブ顕微鏡を用いた原子スケールの量子物理の研究に従事し、第10 回日本物理学会若手奨励賞を受賞する。 「科学者と科学で遊ぼう」をモットーに、週末はしろう先生として活躍。「青空サイエンス」や「ヒカリーランド」など親子向け実験教室から、「目で見る量子力学」や「SFで学ぶ相対論」などの本格的物理教室まで幅広く展開。全日本製造業コマ大戦予選で優勝、世界コマ大戦に出場を機にコマはかせに。「コマ科学実験教室」を各地で開催しNHK等各種メディアで紹介される。著書は「独楽の科学」(ブルーバックス)。

【日時】
2020年2月9日(日) 13:00―17:00

【会場】
IID世田谷ものづくり学校
東京都世田谷区池尻2-4-5
アクセスはこちらから

【参加費】
大人(18歳以上): 4,400円
こども(18歳未満): 550円
※年齢については高校卒業以降かどうかを目安にご判断ください。またお子様はお一人で参加可能ですが、安全管理は保護者様の方でお願い申し上げます。

【当日の流れ】
 13:00-14:30 しろう先生とインターステラーの好きな場面や「?」を考えよう!
「ブラックホールコマのサイエンスショー」があります!

 14:30-16:30 インターステラーの「?」を「!」にしよう
 ●初めての相対性理論
  □ 一般相対性理論とは?
  □ ブラックホールとは?

 ●インターステラーの7つの謎
  □ ガルガンチュアはどうしてあんな姿?
  □ 球状のワームホールとは?
  □ クライマックスの次元空間の謎
  ※「ガルガンチュアの絵を描いてみよう!」などワークショップが入ります!

 16:30-17:00 質疑応答


【こたえのない学校プログラム利用規約】
規約はこちらから必ずご確認ください。

【キャンセルポリシー】
お申し込み後のキャンセル料については以下のとおり請求させていただきます。(起算は夜中0時)
1,000円未満のお申込については8日前までのキャンセルであってもご返金いたしかねますので予めご了承ください。

8日前まで: システム手数料のみ(注1参照)
7日前〜 :100%(返金なし)
(注1)コンビニ/ATM払い、および、クレジットカード/PayPalでの50日以上前のお支払いの場合のみ500円


【お申し込みはこちらから】
お申込み受付は終了いたしました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました!

 

【主催】一般社団法人 こたえのない学校

こたえのない学校

【共催】 IID 世田谷ものづくり学校

IID-logo

【2019年11月〜】教育を探究する哲学登山コースVol.1 テーマ「自由」

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校で設立黎明期から参画し、リサーチフェローを務めてくれている桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「キリタテツガクドウ」をオープンしました。

Learning Creator’s Labでも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、今回その「哲学」部分を中心に深めていく、ということをオープンラボでしたいと思います。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登る山は「自由の山」になりました。初回なので、イントロダクトリーなオンラインコースで始めてみます。ぜひ一緒に登山をしましょう!

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【2019年7月】世界の課題を子どもたちが解決するワールドピースゲーム対象:小学4年~中学1年生対象

 

アメリカ人教師のジョン・ハンターによって開発されたワールドピースゲーム。2019年7月中、5日間の集中ゲームで子ども達が世界の課題解決に挑戦していきます。

ワールドピースゲームでは、「子ども達が主体的に活動する」「子ども達の創造力を信じて委ねる」「子ども達が答えがないような困難な課題に向き合う時間を大切にする」ことが最も尊重されます。固定観念に縛られず、子ども達が自分の頭で考え、自由な発想で課題解決に取り組んでいきます。

このたび、一般社団法人こたえのない学校での二度目の開催の運びとなりました。ぜひ参加をご検討ください。

※前回(2017年12月開催)のワールドピースゲーム参加者の中には、その後、国際平和スピーチコンテストでその経験を発表し、最優秀賞である市長賞を受賞したお子さんもいらっしゃいました。2018年10月にニューヨークの国連本部やUNICEF本部などへ派遣され、「よこはま子どもピースメッセージ」を国連事務総長などにお渡ししてきたとのこと。経験を一つ一つ大事にする姿勢が次のアクションや結果を生むのだと、参加者のお子さんたちから学ばせていただいています。
  ↓  ↓  ↓
http://bit.do/news20180813

 

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【2019年3期】IB・イエナプラン・こども哲学~探究学習実践型研修プログラムLCL2019

【第一次募集開始しました】

国際バカロレア・こども哲学・イエナプラン~国内第一線の実践者から直接学び、自らチームで探究プロジェクトを推進する本気の探究学習実践型研修プログラム Learning Creator’s Lab3期

ずっとお待たせしていた、日本における探究学習の実践リーダーから直接学ぶ、7か月間のインテンシブな実践型研修プログラム、Learning Creators Lab(LCL)3期の募集をいよいよスタートしました!

机上の講義だけでなく、実際のプログラム開発・実践までを同志となったチームメンバーと共に協働設計によってチャレンジできるプログラム。アルムナイコミュニテイを通じて、将来にわたって良質な“探究”を実践できるようにサポートします。合宿もあり、仲間や講師との距離もとても近い7か月。探究学習を本気で学ぶならこれ以上はない濃厚なプログラムです。

今年のテーマは「クリエイション & ジェネレーション!」 。自主プログラムに加え、電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所様、amu by CONCENT様、EXIT Film様にミッションパートナーとなっていただき、探究プログラムにチームで取り組んでいきます。第一次募集締め切りは2月10日(日)となります。ぜひ、ご参加ご検討ください!

<講師一覧(敬称略・登壇順)>
岩瀬直樹 (一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団副理事長)
市川力  (探研移動小学校主宰・ジェネレーター)
寺中祥吾 (流通経済大学助教)
甲斐崎博史(軽井沢風越学園一般財団法人軽井沢風越学園準備財団)
坪谷郁子 (東京インターナショナルスクール理事長)
秋吉梨恵子(聖ヨゼフ学園小学校教諭)
中川綾  (日本イエナプラン教育協会理事・株式会社アソビジ代表)
河野哲也 (こども哲学おとな哲学アーダコーダ副代表理事・立教大学文学部教授)
清水将吾 (こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事)

<メンター(敬称略)>
佐藤昌宏 (デジタルハリウッド大学大学院教授)

◆こんな方にお勧めです
・探究学習を学校や教育機関で実践してみたいが、開発・実施の環境がない方
・探究学習の理論を一線の実践者から学びたい方
・学校外の先生や教育に関わる人たちと一緒にプロジェクトをしたい先生方
・民間企業勤務や民間教育事業に携わっていて、先生と一緒に何かをしたい方
・探究学習を推進するにあたって、信頼できる仲間とメンターを見つけたい方
・教育者としての自分を振り返り、自分らしい探究学習を実践できるようになりたい方

ご興味のあるかたは下記URLから詳細ご確認ください。
みなさまのご参加、お待ちしております♪

プログラム詳細はこちらから
http://xtanqlcl.kotaenonai.org/lcl2019-kokuchi/

【2018年11月〜】発明×探究:発明する小学生集まれ!ー特許申請に挑戦する3か月。「はじめて」を創り出そう!

小学生3・4・5・6年生対象(2018年4月時点)。11月~1月の毎月一回、日曜日午後の3時間、全9時間。業界の一線で活躍するプロフェッショナルと触れ合いながら子どもたちが社会で活躍するときに必要な“思考と態度”を育む「ポラリスこどもキャリアスクール」第8期を開催します。

第8期のテーマは「発明」。今回の講師の播磨先生は、「発明」はそれぞれの「工夫」でまだ存在しない「はじめて」を創り出すことだと言います。前回大人気だった発明授業を拡大し、「発明」が「特許」になるまでの申請プロセスを実際に体感し、アイディア創生からプロトタイピング、企画書の作成までを実際にチームで行います。個人で発明したい場合は、チームに所属しながらチームでの発明と並行して、自分の発明を提案することが可能です。

発表された企画はAI Samuraiという人工知能が特許性を評価し、特許性が高いチームと個人は実際の特許申請にチャレンジできます!

※理科・算数などの知識は問いません。初心者や女の子でも楽しめるプログラムとなっています。奮ってご参加ください。(低学年のお子さんの場合は発明に興味があるか確認をお願いします。)

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【2018年上期】プロフェッショナルと共に探究しよう!ポラリスこどもキャリアスクール7期~医療・科学技術

 

小学生3・4・5・6年生対象(2018年4月時点)。4月~7月の毎月一回、日曜日午後の3時間、全12時間半。業界の一線で活躍するプロフェッショナルと触れ合いながら子どもたちが社会で活躍するときに必要な“思考と態度”を育む「ポラリスこどもキャリアスクール」第7期を開催します。

第7期のテーマは「医療・科学技術」。大学病院や、研究機関等の一線で働くプロフェッショナルと一緒に、みんなの”今”から将来の「医療」「科学・技術」について想像をめぐらせ、身近なテーマを深く考えていきます。4名前後のチームのみんなと一緒に、ミッションに取り組みプレゼンテーションを行います。今期より、初回に自分の現状を理解し基本的なスキルを学ぶワークショップを実施し、コミュニケーション力とコラボレーション力を高めたうえで、ミッションに取り組んでいきます。

※プログラムのコンセプト・参加者の声・過去講師一覧 ⇒こちらから

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