5月17日「食パン1斤が1,500円以上って、ありえるの?」開催しました!

5月17日、ポラリスこどもビジネススクールの第二回が開催されました!

今回のナビゲーターは、工場及び本社は開催場所のIID世田谷ものづくり学校内にあり、ネットで一斤1500円以上というとびきりの高級パンをネットのみで販売するルセットで、販売マネージャーをされている赤星慶浩さんです。

ルセットさんはこういいます。パン職人はアーティストであり、クリエーターだと。“パンの価値を高める” という想いを胸に、一切の妥協なく、120%のチカラを出し切り、美味しいパンを生み出し続けています。パンの既成概念を覆すようなこのお店はどうやって生まれたのでしょうか? 一つ3000円から1万円以上もするパンの魅力をどうやって伝えて、ファンを増やしてきたのでしょうか? そもそも、このとびきりのパンはどうやって作られているのでしょうか。

その謎に迫りつつ、今回は、赤星さんが販売マネージャーとして一番大事にされている「感じて、それを表現する」ということをワークを通して学んでいきました。

作成したプレゼンテーションは、「ルセットパンの価値を伝える宣伝広告作り!」

1階にある工場を見学したり、パンの生地を触ったり、試食もして、パンについてたくさん感じた後に、五感を駆使して、宣伝をつくりました。

2回目となって、だいぶリラックスした様子の子供たち。素敵な広告ができましたよ!

 

赤星さん説明(採用) (さらに…)

無料オンライン学習で本当に得するのは誰?~カーンアカデミーをやってみた(1)

こんにちは。藤原さとです。

今日は、無料オンライン学習について書いてみようと思います

eラーニングはこの数年で動きがさらに盛んになっています。特に「2020年までにすべての学校で1人1台のタブレットを導入したIT授業を実現する」閣議決定もあって、昨年あたりから教育領域でテクノロジー採用の取り組みが本格化してきています。

MOOC(Massive Open Online Courses:ムークと読みます)はご存知ですか? 2012年にアメリカで複数立ち上がった「オンラインで公開された無料の講座を受講し、修了条件を満たすと修了証が取得できる」講座のこと(定義:JMOOC) です。大学生以上向けにはコンピュータサイエンスを中心とした最先端テクノロジーに関する講座を多く配信するUdacity, 世界中の多くの大学と協力し、それらの大学のコースのいくつかを無償でオンライン上に提供するCouseraやedXが有名で、既に数百万人規模のユーザーがいます。日本では、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の「gacco」が昨年4月にスタートしたほか、「edX」などが立ち上がっています。

(有料のものも含めると、最近ベネッセが提携したUdemy とか、Schoo、リクルートの受験サプリなど、沢山のものがあります)

 

<カーンアカデミーをやってみた>

今回は、MOOCの中でも、大学生向けではなく、小学校から高校生向けの無料オンライン学習プラットフォームサービスとして、世界最大規模のカーンアカデミーを実際やってみました。

ちなみにはじめ英語で受講していたのですが、なんとこちらのサイトから多くのコンテンツが日本語で見れます。(ということは、日本語のサイトと比較しながらタダで沢山英語が学べますね☆)

カーンアカデミー日本語のサイト

https://ja.khanacademy.org/

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いじめとけんかの違いはどう決める?

藤原さとです。

ひょんなことから、アメリカの現地公立高校の代理教師(Substitute Teacher)の依頼を頂きました。

といっても、正規の先生のお休みの時に臨時でクラスを受け持つもので、私の場合は一か月に一回やるかどうかという予定です。

とはいえ、その学校のある教育区で書類審査を受け、オリエンテーションを受け、10時間弱のオンライン講習を受けて、正式に代理講師として働くことが許されるため、ここしばらく空き時間を使って準備をしていました。

ということで、先月オンライン講習を受けたのですが、中身は基本的に学校で起きるリスク管理や、コンプライアンスに関するもの。たとえば、子供がクラス内で血を流したときに感染の可能性の観点からどのように扱うべきかとか、アレルギー対応、教員間や生徒間、教員-生徒間のセクシュアルハラスメントの対応、子供の虐待を認知した時の教師としての行動規範・・などなどです。

その中で、「いじめ(bullying)」をどのように定義するか、「いじめ」と「喧嘩(fighting)」の違いはなにか、教師はどのような責務を負い、どのような対策を講じるべきかというセッションが興味深かったので、少しご紹介したいと思います※。

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思ったことをどんどん言葉にしよう ~株式会社B4F代表取締役社長 アルメル・カイエールさん

こんにちは。ゴールデンウイーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。

4月19日には、こどもビジネススクールがスタートし、第1回目は販売・マーケティングのプロとして戦略コンサルティングに携わる他、ローソン顧問、グロービス経営大学院教授など多方面で活躍する相澤利彦さんのプログラムが無事終了しました。

登壇いただくナビゲーターたちの素顔を少しずつ紹介していますが、今回は3回目、最終回の6月7日に登壇予定の、アルメル・カイエールさんのインタビューをお送りします。

ビジネスについてもさることながら、フランスの子供はどうやって育つのか? ヨーロッパ各国、そしてアメリカでも仕事をされてきたカイエールさんが、日本の文化をどう感じているかについてもいろいろ話してくれました。

カイエールさんは、言います。 「日本人は、”話す”ことが苦手。 もっと自信をもってイニシアチブをとるといいと思います。心に思ったことをどんどん言葉にしてください。まわりの人を信頼して大丈夫です。」

非常に興味深いインタビューとなりましたので、是非ご覧ください!

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4月19日「コンビニの”あの”スイーツ、誰が考えたの?」開催しました!

4月19日、いよいよポラリスこどもビジネススクールの第一回が開催されました!

 

今回のナビゲーターは、販売・マーケティングのプロとして戦略コンサルティングに携わる他、ローソン顧問、グロービス経営大学院教授など多方面で活躍されている相澤利彦さんです。

さて、「ものを売る」プロである相澤さんが販売というテーマで伝えたいメッセージはズバリ

“販売の競争力の源泉は、お客様とのコミュニケーションである” です。

今回はコンビニがどのようにお客様のことを考えて、商品を企画したり、タイムリーに商品を届けるために努力をしているのかという裏側の話を相澤さんから聞いて、でかプリンを題材に教わった“顧客プロファイルの作り方”“商品販売のための工夫”を実際に使いながら、プレゼンテーションを作っていきました。

一見すると小学生には難しいかもしれない題材かもしれませんが、言葉が全部分からなくても大丈夫。最後のプレゼンテーションでは、“小学生がコンビニで買いたい商品はこれだ!”というテーマで、相澤さんへの提案を行いました。どのグループも大人顔負けの顧客プロファイルと工夫できていました!

 

<以下詳細です。>

 

■ 相澤さんの紹介

最初は相澤さんの自己紹介からです。相澤さんは、沢山の仕事をしています。

 

・会社の社長 (社長の先生をしてます)

・ローソンのアドバイザー(顧問)

・教授

・会社の取締役 ・・・など。

また、大学4年生と高校2年生の息子さんのお父さんでもあります。

 

昔は一生で一つの仕事だけをすることが多かったかもしれないけれど、一つだけだと窮屈なこともある。同時に複数の仕事をしたくなったらしてしまっていいんだよ、と力強いメッセージをもらいました!

 

相澤さんプレゼンスタート

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アメリカでの習い事(1)チルドレンズミュージアム

藤原さとです。

先週日曜日にポラリスこどもビジネススクールの第一回が無事終了しました。販売・マーケティングの専門家である相澤利彦さんにポラリスナビゲーターになっていただき、バリューチェーンから商品企画の顧客設定のところまで、盛りだくさんのびっちり3時間のプログラムとなりました。こどもたちの作ったプレゼンテーションは、「小学生がコンビニで買いたいものはこんなものだ!」。 また近日中にご報告いたしますので、よろしくお願いいたします。

さて、今日は、アメリカでの習い事の様子をレポートしたいと思います。

こちらでは小学校の間はあまり塾というものに通いません。あると言えば、この辺では、一般的にはお勉強系では、公文が“KUMON”として有名なくらいで、ごく一部の子が、州統一テストの準備や、私立受験やGifted & Talentedの特別クラスでのフォローで勉強をするといったイメージです。逆に学校でのリーディングアサイメント(本を毎日20分読む)や、宿題が3年生くらいになると多くなってくるので、そちらをしっかりと家庭で勉強させる親が多く、放課後はお友達と遊んだり、スポーツや音楽、アートの習い事をしている子がほとんどです。

では、アメリカの子供ってどんな習い事をしているのか? 本日は、こうした習い事のなかでも、生活に溶け込んでいて、沢山の人が日常的に使っているチルドレンズミュージアムという施設をご紹介したいと思います。

 

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3月22日「ロボット研究者と目の実験をしよう!」開催しました。

22日、世田谷ものづくり学校との共催で「ロボット研究者と一緒に目の不思議を実験しよう!」のプログラムが開催されました。

今回探究するテーマは、「ものの見方は一つではない」です。

東北大学大学院で、目の機能を中心とした人工知能の研究をされている松田雄馬さんと一緒にいくつかの実験をしながら、一緒に「人間が目で見るってどういうこと?」「人によってものの見え方が違うこと」「見え方の違いは考え方の違いであること」を探究していきました。

そうした中で、「ロボットと人間の違いは?」「人間にできてロボットにできないことってなんだろう?」と考えていきます。

松田さん

行ったワークは以下の3つです。

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「良い子」じゃなくていい―TSUNAGU・パートナーズ代表取締役 相澤利彦さん

こんにちは。3月も半ばですね。

急に暖かくなり始め、桜の開花が一気に早まっているそうです。待ち遠しいですね。

今週末には、「ロボット研究者と一緒に“目”の不思議を探る実験をしよう!~東北大学松田雄馬さん~」が開催され、4月からはいよいよこどもビジネススクールがスタートします。

登壇いただくナビゲーターたちの素顔を少しずつ紹介していますが、今回は1回目、4月19日に登壇予定の、TSUNAGU・パートナーズ(株)代表取締役の相澤利彦さんです。

<相澤利彦さん経歴>

コスモ石油から経営コンサルティングを経てダイエー業務改革担当取締役兼CIO、am/pmジャパン代表取締役社長を歴任。その後TSUNAGU・パートナーズを設立し、販売・マーケティングのプロとして戦略コンサルティングに携わる他、ローソン顧問、グロービス経営大学院教授など多方面で活躍しています。

相澤さん写真IID

2007年に生まれた日本人の子供は、平均寿命が107歳を超えるそう。65歳が定年なので、同じような生活をするためには、84歳まで働く必要が出てくるとか。そのような時代に必要なことは何か、相澤さんは何にこだわってきたか、素顔に迫りました。

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こたえのない学校:.現在のお仕事について教えてください。

相澤利彦さん(以下敬称略):コンサルタント、教授、社外取締役。どれも「経営の先生」です。経営者や社員はみんな、迷ったり、悩んだりしています。なかなか売れない、とか、部下が理解してくれない、とか。そんな悩みごとの解消のために、知恵を絞るのが先生の役割です。

子供の能力を伸ばすのが先生の使命なのと同じで、会社を伸ばすことが使命です。教え子が伸びるのを見て嬉しいと思える人は、先生になることをお勧めします。世の中にはいろいろな先生がいるので、どんなことでも先生になって、人のためになることが他人にとっても、自分にとっても幸せなことです。もっと言うと、自分のためだけに生きていても、なかなか幸せは手に入りません。

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○○になりたいではなくて、”どんな”○○になりたいかが重要

あっという間に、もう3月も中盤ですね。最近FBで友人・知人の二分の一成人式の投稿をみることがあります。学校によって内容が違うようですが、10歳の節目に、生まれて10年間を振り返ったり、将来の夢を表明したり、親への感謝の気持ちを作文にしてみたりするものです。こういう取り組みも面白いですね。

さて、今日は、子供が持つ将来の目標について少し思ったことを書きたいと思います。

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細かいことの積み重ねで「価値を届ける」—高級パン専門店ルセットの販売マネージャー 赤星慶浩さん

こんにちは。気づくと3月ですね。

お知らせの通り、4月からIID世田谷ものづくり学校と共催で、ポラリス子どもビジネススクールを開催します。

3回のプログラムで登場いただくナビゲーターたちの素顔を少しずつ紹介できたらと思います。今回は2回目、5月17日(日)に登壇予定の、㈱イコールコンディション(高級パン専門店ルセット)の販売マネジャーの赤星慶浩さんです。

ネットで一斤1500円以上というとびきりの高級パンをネットのみで販売するルセット。パン職人もアーティストであり、クリエーター。“パンの価値を高める” という想いを胸に、一切の妥協なく、120%のチカラを出し切り、美味しいパンを生み出し続けていますが、そんなルセットで販売マネジャーをする赤星さんの素顔に迫ります。

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