朝日新聞社の寺子屋朝日 for Teachersにおけるウエビナー・座談会でお話しいたします
朝日新聞社の寺子屋朝日 for Teachersにおけるウエビナー・座談会でお話しいたします。
「探究とはそもそも何?」という初級編です。無料登録することで参加できます。よろしければぜひご参加ください。
朝日新聞社の寺子屋朝日 for Teachersにおけるウエビナー・座談会でお話しいたします。
「探究とはそもそも何?」という初級編です。無料登録することで参加できます。よろしければぜひご参加ください。
前編は、豊中市南桜塚小学校に訪問した時の授業の様子などについてレポートしました。その後校長室で、橋本先生には、豊中市には南桜塚小学校にかかわらず、障害のある子を受け入れしている学校はたくさんあること、自分はこの学校に赴任してまだ1年であり、50年にわたる長い人権教育の流れのなかで、今のようなインクルーシブ教育の形が出来上がってきたことをお伺いしました。また、橋本先生自身、自分自身はもともと人権のことについて詳しかったわけではないが、初任のときからあたりまえのように関わることになった教職員組合活動や「障害」をもつ仲間と共に歩む豊中若者の集いのなかで、徐々に障害のある子の包摂を含めた人権教育に対する理解が進み、熱意をもって取り組むようになったといいます。また、授業を見せていただいた阪本珠生先生も豊中市のインクルーシブ教育の中で育ち、中学校の時には当時全国で初めての全盲の先生に教わりました。
先月刊行された『協働する探究のデザイン』(平凡社)について月刊先端教育さんがとりあげてくださりました。非常に誠実に読んでいただき、コンパクトにまとまった確実な解説です。ありがとうございます。
『子どもの誇りに灯をともす』(英治出版)Vol.1 の読書会にはたくさんの皆様に学びや気づきを持ち帰っていただき、アクションプランを出していただくことができました。
この本を本当の意味で理解し、良い実践に繋げるために、この本の読み方をガイドする読書会を今回から Vol.2〜4として1章ずつ丁寧に読んでいく形といたしました。この読書会に参加することで、みなさんが読書会を今度は実施する側にまわれるように考えております。読書ガイドなどは引き続きお渡しいたします。
哲学することは、難しい?
哲学書、専門書を読むことを「登山」になぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、「みんなの登ってみた体験」を共有する「哲学登山」。
Learning Creator’s Labでも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、引き続きその「哲学」部分を、一人ひとり個別的に深めつつ、協同的に深めていくことをしていきたいと思います。
「わからないことを、愉しむ。」
“知らないこと、わからないことに出会うたび、自分で想像を繰り広げていた子どもの頃のように、好奇心を持って問い続けること。自分の人生を生きていこうと、世界を巡り自分の個性との付き合い方を探る青年のように、人やものとの関わりのなかで自身のありようを問い続けて行くこと。
そんなふうに「哲学する」ことは、あらゆる世代の、あらゆる人に開かれた人生の「愉しみ」であり、「必需品」でもあります。
しかしながら、問いを持ち続け、哲学し続けることは、とても困難であるように感じられています。たとえるなら、足場が悪くすぐにも滑り落ちてしまいそうな山道を、持っていきたい多くの荷物を背負い、ひとり歩んでいくような難しさが、そこにはいつもあるように。
そんなときに、何千年もかけて、時代は違えど同じように困難な山道を進んできた人々の記した本と出会うと、まるで山道をともに歩んでくれる馬のように、その荷物を半分持ってくれる相棒のように感じられるのではないかと思うのです。”
哲学書、専門書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが哲学的な思考の旅路をガイドしてくれます。
今まで何度か哲学書や専門書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。
2019年11月に登った「自由の山」、2020年に登った「探究の山」、「自然の山」、「民主主義と正義の山」、2021年に登った「発達と学習の山」、2022年に登った「現象と人間の山」、「アートと想像性の山」、2023年に登った「オルタナティブの山」につづき、「自認とアイデンティティの山」を今回登ります。イントロダクトリーなオンラインコースです。ぜひ一緒に登山をしましょう!