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こんにちは。藤原さとです。
昨日、レッジョ・エミリア・アプローチを採用して開校8年目になるイートンハウスインターナショナルプリスクールを見学しました。思っていた以上の内容だったので、忘れてしまわないうちに自分のメモも含め、共有します。
【インタビュー掲載】
代表藤原さとがプロジェクトアドベンチャージャパン BEING-あり方を探求するメディアにて、インタビューを受けました。
「探究とは何か?」「こたえのない学校の設立経緯」「大事にしていること」などについて話しました。ぜひご覧になってください。
プロジェクトアドベンチャージャパン
<法人概要>
◆商 号
一般社団法人 こたえのない学校
代表理事 藤原 さと
◆設立
2014年1月
◆所在地
東京都目黒区 (住所は非公開とさせていただいております)
◆事業概要
(1)子ども向け教育関連プログラムの開発・実施
(2)大人向け(親・教員・教育者)向け各種講演やプログラム開発・実施
(3)各種法人・地方自治体・教育委員会・私立公立学校に対する、プログラム開発・実施
(4)その他教育プログラム開発・調査・コンサルテーション
◆URL
◆連絡先
マスコミ関係・取材のお問い合わせは、下記にお願いいたします。
こたえのない学校 事務局
お問い合わせフォームはこちらから
2015年11月のポラリスこどもキャリアスクール「発明」の単元で、2班が発表した発明の特許出願が公開されました!
子どもたちの発明の結果をぜひご覧になってください。
発明(2班)
プログラム中グループが共同で発明した「物干し装置」の特許出願が公開されました(2018-11734号, 2018 年1月25 日公開)。洗濯物を短時間で乾燥させることが可能な物干し装置です。
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また、下記2名の参加者が個別に発明を進めました。こちらもご覧ください。
個人発明1(プログラム開催後)
小学生の中村匠君が発明した「魚の骨の分離補助具」の特許出願が公開されました(2017-184646号, 2017年10月12日公開)。この発明はハサミのような構造をもち、骨だけを簡単に取り外せます。
The patent application of “Fish Bone Removing Equipment” developed by Mr. Sho NAKAMURA, elementary school student, has been published (No. 2017-184646, on October 12, 2017). The present invention has a scissors like configuration and can easily remove the fish bone.
個人発明2(プログラム開催後)
小学生の洞口未佳さんが発明した「物干し装置」の特許出願が公開されました(2017-185060号, 2017年10月12日公開)。この発明は、2班の上記の発明に個人でもっと機能を追加したものです。
The patent application of “Laundry Apparatus” developed by Ms. Mika HORAGUCHI, elementary school student, has been published (No. 2017-185060, on October 12, 2017). A laundry portion is rotatable, thereby the clothes can be quickly dried.
これらの発明が生まれたプログラムの詳細はこちらからご覧になれます。
なお今回の特許出願につきましては、こども発明プロジェクトの弁理士の先生方に多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました。
こども発明プロジェクト
https://ci-projects.jimdo.com/
【現在募集中のプログラム】
医療・科学技術の第一線の専門家と一緒に探究するプログラムです。
【2018年上期】プロフェッショナルと共に探究しよう!ポラリスこどもキャリアスクール7期~医療・科学技術
【お問い合わせ】
お問合せはこちらからお願いいたします。
http://kotaenonai.org/contact/
一般社団法人 こたえのない学校
小学生3・4・5・6年生対象(2018年4月時点)。4月~7月の毎月一回、日曜日午後の3時間、全12時間半。業界の一線で活躍するプロフェッショナルと触れ合いながら子どもたちが社会で活躍するときに必要な“思考と態度”を育む「ポラリスこどもキャリアスクール」第7期を開催します。
第7期のテーマは「医療・科学技術」。大学病院や、研究機関等の一線で働くプロフェッショナルと一緒に、みんなの”今”から将来の「医療」「科学・技術」について想像をめぐらせ、身近なテーマを深く考えていきます。4名前後のチームのみんなと一緒に、ミッションに取り組みプレゼンテーションを行います。今期より、初回に自分の現状を理解し基本的なスキルを学ぶワークショップを実施し、コミュニケーション力とコラボレーション力を高めたうえで、ミッションに取り組んでいきます。
※プログラムのコンセプト・参加者の声・過去講師一覧 ⇒こちらから
ポラリスこどもキャリアスクールのリニューアルをいたします。
2014年からスタートした同プログラムも6期で5つのキャリア探究領域を一周しましたので、プログラムのアップデートを行いました。
【リニューアルのポイント】
1)第一回目のプログラムで、基本的なスキルを学ぶワークショップを実施し、探究学習のベースとなるコミュニケーション力とコラボレーション力を高めた上で、ミッションに取り組んでいきます。
2)米国のキャシー・ハーシュ・パセック博士・ロバータ・ミシュニック・ゴリンコフ博士が、最新の発達科学研究に基づき、21世紀のグローカル時代に向けて子どもたちが最大限の持てる能力を発揮していくために提唱した「6つのC」(1)の要素を取り入れ、各回のミッションを解決していく中でその力やスキルが育つよう、支援して参ります。
3)学びの成果をご確認いただけるよう、コース終了後に、当日の資料サマリー、担当ファシリテーターのコメント、お子様ご自身が振り返りで書いたシート、提出課題などを纏めてポートフォリオとしてお渡しします。
※プログラムのコンセプト・ポラリスナビゲーター一覧(過去のプログラム内容)は⇒こちらから
【2018年上期 医療・科学技術編 7期プログラム詳細】
また、2018年上期プログラムの日程および講師が決定しました。いよいよ募集を数日以内に開始します!2018年上期のテーマは「医療・科学技術」。大学病院や、研究機関等の一線で働くプロフェッショナルと一緒に、みんなの”今”から将来の「医療」「科学・技術」について想像をめぐらせ、身近なテーマを深く考えていきます。
※先着順受付のため、メルマガにて、募集スタートと同時にご連絡します。ご希望の方は下記よりご連絡ください。(配信頻度月1-2回。プログラム告知中心)
↓ ↓ ↓
http://kotaenonai.org/contact/
◆ 医療・科学技術編 7期 スケジュール 講師一覧 (4回計12時間)
4月15日(日) 14:00-17:00
基本ワークショップ・チームビルディング
4月の初回は、基本ワークショップを実施します。チームビルディングの手法も取り入れ、この4回みんなが楽しく過ごせるようなベースをつくります。
5月20日(日) 14:00-17:00
病院救急 – 最前線救急の実際を探究しよう!
講師: 遠藤 拓郎医師 聖マリアンナ大学救急所属
名古屋大学医学部卒業。病院勤務後に2006年よりマッキンゼー・アンド・カンパニー勤務。2009年より株式会社メディヴァとその姉妹法人である医療法人プラタナスに勤務。2013年より関東労災病院救急総合診療科に勤務。2017年4月より現職。救急専門医取得過程。内科認定医、ICLSインストラクター、JATECプロバイダー、FCCSプロバイダー。一般社団法人臨床プラスアルファ代表。
<参考>2016年実施のプログラムをご覧ください⇒こちらから
6月17日(日) 14:00-17:00
人工知能って何ができるの?これからの社会はどうなる?
講師: 松田雄馬(まつだ ゆうま)氏 博士(工学)
1982年9月3日生誕(ドラえもんと同じ誕生日)。徳島生まれ、大阪育ち。博士(工学)。2005年京都大学工学部地球工学科卒業。同大学在学中、中国北京大学に短期留学。2007年京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻修士課程修了。同年日本電気株式会社(NEC)中央研究所に入所。MITメディアラボとの共同研究、ハチソン香港との共同研究に従事したのち、2008年、東北大学とのブレインウェア(脳型コンピュータ)の共同研究プロジェクトを立ち上げる。2015年情報処理学会にて、当該研究により優秀論文賞、最優秀プレゼンテーション賞を受賞。同年、博士号取得。2016年NECを退職し独立。現在、「知能」や「生命」に関する研究を行うと共に、2017年4月、同分野における研究開発を行う合同会社アイキュベータを設立(代表社員)。同年、株式会社ユニロボット、株式会社ケンタウロスワークス、株式会社リディアの技術顧問に就任。人工知能に関する謎を「生命」という視点から紐解く「人工知能の哲学」(東海大学出版部)を刊行。
<参考>2016年実施のプログラムをご覧ください⇒こちらから
7月15日(日) 14:00-17:30
宇宙って何からできているの?ミクロの世界・素粒子の世界を探究しよう!
講師: 山崎詩郎(やまざき しろう)氏 東京工業大学理学院物理学系助教
2007年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。
東京大学物性研究所博士研究員、ハンブルグ大学博士研究員、大阪大学大学院工学研究科特任講師を経て現職に至る。走査プローブ顕微鏡を用いた原子スケールの物理の研究に従事し、第10 回日本物理学会若手奨励賞を受賞する。「全日本製造業コマ大戦予選」優勝、「世界コマ大戦」出場をはたした物理学者でもあり、Dr.コマとしても活躍。「本物の科学者が、科学を伝える」をモットーに、「青空サイエンス」「ヒカリーランド」「SFから学ぶ物理学」などユニークな実験教室や講演を各地で展開、科学の研究と教育に奔走する日々を過ごしている。
<参考>2016年実施のプログラムをご覧ください⇒こちらから
【対象】
小学 3・4・5・6年生 (2018年4月時点の学年)
【会場】
IID世田谷ものづくり学校
東京都世田谷区池尻2-4-5
(1)6つのC
6つのC | 目標(レベル4) |
Collaboration | それぞれの強みを活かし弱みを補い合う |
Communication | 対話によって互いが満足するストーリーをつくる |
Content | 専門領域について熟知し、直観が働く |
Critical Thinking | 根拠に基づき熟慮して上手に疑う |
Creative Innovation | 変革についての大きなビジョンを持つ |
Confidence | 熟慮したうえで失敗に怯まず挑戦し続ける |
<出典:六つのCのレベルと全体像 「科学が教える、子育て成功への道」キャシー・ハーシュ・パセック、ロバータ・ミシュニック・ゴリンコフ 扶桑社>
【主催】一般社団法人 こたえのない学校
【共催】 IID 世田谷ものづくり学校
【第一次募集開始しました】
国際バカロレア・こども哲学・イエナプラン~国内第一線の実践者から直接学び、自らチームで探究プロジェクトを推進する本気の探究学習実践型研修プログラム Learning Creator’s Lab2期
ずっとお待たせしていた、日本における探究学習の実践リーダーから直接学ぶ、7か月間のインテンシブな実践型研修プログラム、Learning Creators Lab(LCL)2期の募集をいよいよスタートしました!
机上の講義だけでなく、実際のプログラム開発・実践までを同志となったチームメンバーと共に協働設計によってチャレンジできるプログラム。アルムナイコミュニテイを通じて、将来にわたって良質な“探究”を実践できるようにサポートします。合宿もあり、仲間や講師との距離もとても近い7か月。探究学習を本気で学ぶならこれ以上はない濃厚なプログラムです。
今期は自主プログラムに加え、電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所様、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ様、株式会社 地理人研究所様にミッションパートナーとなっていただき、探究プログラムにチームで取り組んでいきます。第一次募集締め切りは2月11日(日)正午となります。ぜひ、ご参加ご検討ください!
<講師一覧(敬称略・登壇順)>
岩瀬直樹 (東京学芸大学教職大学院准教授)
甲斐崎博史(西多摩PACE)
寺中祥吾 (流通経済大学助教)
坪谷郁子 (東京インターナショナルスクール理事長)
河野哲也 (立教大学文学部教授・こども哲学アーダコーダ理事)
中川綾 (日本イエナプラン教育協会理事)
市川力 (探研移動小学校 探究プロデューサー)
佐藤昌宏 (デジタルハリウッド大学大学院教授)
◆こんな方にお勧めです
・探究学習を学校や教育機関で実践してみたいが、開発・実施の環境がない方
・探究学習の理論と実践を実際の一線の実践者から学びたい方
・探究学習を推進するにあたって、信頼できる仲間とメンターを見つけたい方
・教育者としての自分を振り返り、自信を持って探究学習を実践できるようになりたい方
・探究者として日本の教育の未来を変えていきたい方
ご興味のあるかたは下記URLから詳細ご確認ください。
みなさまのご参加、お待ちしております♪
プログラム詳細はこちらから
http://xtanqlcl.kotaenonai.org/lcl2018-kokuchi/
こんにちは。藤原さとです。
かなーり、ブログが滞っておりましたが、少し書き留めておきたいことがあったので、久しぶりに更新します。
さて、今日のお題は前回に続き「算数」。少し前ですが、こんな記事がありました。
ジェフ・ベゾス氏は子どもに「シンガポール式算数」を教えている
https://www.businessinsider.jp/post-107178